【移住】㉘基礎が大事。地盤調査。べた基礎か布基礎か。耐震性や強度、コスト・・様々な視点から。

地鎮祭が終わり

これで着工となるが

その前に大切なこと。

そう、地盤調査。

基礎工事を行う上で

避けては通れない。

今回は

そんな地盤調査と基礎工事について。

目次

基礎工事って？

基礎工事とは、

地面と建物のつなぎ目に「基礎」を

造る為の工事。

基礎は建物ののすべてを支える土台。

土台がしっかりしてこそ、家は丈夫で長持ちする。

「基礎が大事」と言われるのはその為。

確かにうちの工務店の社長も言っていた。

「コストを下げる方法として

基礎をもう少し安く仕上げることはできる。

しかしそれはしたくない。

安全安心を保障できないものは

作りたくない。」

と。

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地盤

基礎の下には地盤がある。

この地盤が大切！

地盤調査をしっかり行い、どんな地盤であるかを把握したうえで

それに適した基礎を打つことが求められる。

軟弱な所は、地盤の固いところまで杭を打つという

地盤改良工事が必要になる。

基礎工事には主に２種類ある。

べた基礎

現在多くの住宅が取り入れている基礎工事法。

立ち上がっている部分と床一面を

鉄筋を入れたコンクリートで固める。

安定性高く、地震の揺れ・不動沈下にも強い。

メリット

まず耐震性を高めやすい。

地面を分厚いコンクリートで覆うので、湿気が上がりにくい。

木材の腐食等の心配も減る。

シロアリによる被害を防ぐこともできる。

デメリット

布基礎に比べてコンクリートと鉄筋の量が多くなるので

コストがかかる。

布基礎

建物の柱や壁の部分にコンクリートを打設する方法。

一見すると布基礎も床がコンクリートで覆われているが

住宅を支えるのは立ち上がってる部分のみ。

べた基礎が建物を「面」で支える反面、

布基礎は壁面に沿って「点」で支える。

メリット

べた基礎に比べコストが低く、

柱や壁にかかる重さを受け止めやすい。

デメリット

布基礎に比べて耐震性は低い。

また湿気によってカビやシロアリが発生したり

建物が古くなるとバランスが崩れてしまうこともある。

３匹の子ぶたも目からウロコ、

私の目からもウロコが・・・(⊙ﾛ⊙)↓

三匹の子ぶたも目からウロコの二〇〇年住宅

どちらがいいのか

コストで比較すると

布基礎がいいが、最近ではべた基礎が普及してきて

基礎作りに慣れてきたため施工費用が下がってきている。

地域や施工会社によって違う為

見積もりでしっかり比べ、比較検討したほうが良い。

工期・工程

ほぼ同じ。

耐震性

建物全体で考え、構造を強化するなど工夫することにより

布基礎でも十分に高められる。

湿気対策

どちらにしろ点検口を設けて

数年に１度は床下を確認したほうが良い。

どちらにしても地盤が大事

建物を支えるのは基礎

基礎を支えるのは地盤

どんなに地盤がいいと言われていても

地表近くは柔らかい土なので

固い地盤まで掘って基礎を作る。

どんなに立派なものでも

建物に耐えられる地盤にまで達していないと

意味がない。

また、地盤が低いと心配ということで

盛土をする場合もある。

その場合、新しい柔らかい土地では

基礎を支えられない。

その為、

古い固い地盤まで掘り下げなければならない。

地盤にも負担がかかり

費用もアップする。

私の場合

地盤調査を行い、ドリルで穴を掘り

建物の重さと同じ力で押して

耐えれるかどうかを調べた。

また、建物の四方角の支持層をチェック。

支持層とは

不動沈下などの有害な影響が起きない地盤のことで

建物を支える地盤となる。

以前にもお話しした通り

この辺りは溶岩でできた岩盤地帯。

予想通り、地盤は問題なく、

万が一支持層が深かったら杭が長くなり

その分費用が掛かると言われていたが

その心配もなくなった。

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工務店の判断により

べた基礎で行うことになる。

そして瑕疵担保保険（かしたんぽほけん）

のチェックも受け

晴れて着工へと進む。

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おわりに

目で見ては分からない所。

専門家による調査の大切さを感じた。

その辺りをきちんと行っているかどうか

施工会社を選ぶ時の判断材料としても

大切であろう。

勉強でもなんでも

人生の中で学ぶことの多くは

「基礎が大事」

家にとっても

重要な「基礎」

漠然と分かっていたが

実際に体験することで

改めて大切さを感じた。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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