白と黒
あなたはどちらを選びますか?
目次
白と黒の不思議
なぜこんなことを思ったか。
私のお店
伊豆高原の珈琲屋美豆。
そのお店で砂糖の補充をしていた時
あることに気付いた。
黒が人気
うちのお店の珈琲シュガーは
白とブラウンの2色
なので正確には
白と黒ではなく白と茶だが
呼びやすくて皆、白と黒と呼ぶ。
白と黒をミックスしてあるのだが
補充するたびに
黒が良く減る。
やはりなんとなく黒いほうが
体にいいとか
美味しそうとか
そういうイメージがあるようだ。
実際には
原材料を見てみると
白・・・砂糖
黒・・・砂糖、カラメル色素
つまり色が添加されているだけ。
カラメル色素とは
天然、あるいは人工的に作られた
食品用着色料の一種。
調味料・お菓子・ジュースなどにもよく使われる。
カラメル
砂糖と水を茶色くとろとろになるまで煮たもの
プリンなどにも使われえう、あの茶色いもの。
このように、
糖類のみを加熱して使用されるカラメル色素は
最も安心・安全と言われている。
発がん性物質
中には、アンモニア化合物を加えて
製造されているものもある。
アンモニア化合物を製造される過程で
発がん性のある化学物質が生成されると言われる。
食品には
「カラメル色素」
「着色料(カラメル)」
と表示されるだけなので
見た目には危険なものか、危険なものではないか
判断するのは難しい。
入れ方を工夫する
私も今回気になって
調べた事で分かったが
そうは言っても
イメージ的に
やはりなんとなく黒を選ぶ人が多い。
私も無意識にそうしていると思う。
しかし
同時に在庫を無くしたい。
その為
いつも黒を少なめに入れる。
するとお客様からこんなことを言われた。
「なんとなく少ない黒を探し出して入れちゃうんだよね。」
そして
「さすがに友達と来てる時は何も考えずに入れるけどね」
と。
1人だとやっちゃうらしい。
確かにそうかもしれない。
そしてこう続けた
「黒が減っちゃうならあえて白を少なく入れてみたら?」
そうすると少ない白がなんとなく貴重に感じる。
それってあるかも!!
ちなみにこれは
いつもの常連さん
画家の谷川先生の言葉。
芸術家の方がおっしゃると
なんだか説得力がある
すぐに実行してみる!
実験
普段は白の中に黒が少し。
こんな感じ。
今回
黒の中に白が少し。
うん、確かに白が際立って見える。
1週間この状態で様子を見てみた。
結果
減り具合としては
そんなに変わらない。
お客様の様子を観察していると
何も考えずにすぐ入れる人
選んで入れる人
まちまちだ。
やはり単純に食に関しては
黒へのイメージがいいのであろう。
ひじき、黒豆、黒ゴマ、黒米、玄米
黒酢、海苔、雑穀・・・
などなど
昨今の健康ブームの中で
よく聞くようになった。
これらの食品は
確かに体にいいだろうが
ただ黒いほうがいい
という意識は持たないほうがいいだろうと
今回調べて感じた。
見た目にとらわれず
きちんと原材料を確認することも
大切だ。
少ないほうを選ぶ心理
確かに
買い物に行って
同じような商品が並べておいてあると
少ないほうが良く売れている気がする。
そちらが人気があるのかなと
手が伸びる。
逆に最後の一個が転がるように残ってると
ちょっと買いたくない気がする。
これも面白い心理だ。
おわりに
今回の実験では
そこまで有益な結果は出なかった。
しかし、客目線の心理
改めて考えさせられる機会となったのは
間違いない。
お客様との会話の中での些細なことも
突き詰めるとなかなか面白いことがある。
言葉の中に隠れた情報
これからも敏感に感じ取っていこう
そう強く思った。
↓こちらのお砂糖
宝石のようなキラキラのシュガースティック!
紅茶やコーヒーを混ぜるように溶かし、お好みの甘さに!
材料は限りなくピュアに近いお砂糖を使用。
1本で2~3杯分使えてお得。
ティーカップに添えるだけでもお洒落で、
おもてなしにもピッタリ!
私も、先日行ったカフェでこのお砂糖に出会い
感激!
お砂糖入れない人ですが、お持ち帰りOKだったので
宝物のように大切にお持ち帰り。
可愛くて使えず、しばらく置いてありました(笑)
澤井珈琲 コーヒー 専門店 スティックシュガー ブラウン 10本入り
最後までお読みいただきありがとうございます。