収納をどうするか。
これは家を建てる時
リフォームする時に悩むところ
・クローゼット
・ウォークインクローゼット
・ウォークスルークローゼット
・屋根裏収納
・床下収納
・家具
様々な収納方法がある。
そこで今回私の実体験と共に
収納について考えてみよう。
目次
収納
日常に使うものから、
1年に数回しか使わないもの
季節によって入れ替えるもの
何もなければほとんど使わないもの。
家の中には様々な物が溢れている。
今回私も
愛知県から伊豆半島への移住で
長年住んでいた家に
ぎゅうぎゅうに詰まった荷物を
どう収納するか
とても悩んだ。
そこでいくつかの収納方法のご紹介。
クローゼット
主に衣類を収納するためのもの。
ポールを設置し、ハンガーをかけれるようにして
使用することが多い。
奥行きはあまりなく、部屋の壁を利用して
作られる。
ウォークインクローゼット
人が入って動けるくらいのスペースがある
クローゼット。
普通のクローゼットとは違い
空間として利用できるので
服以外のものも収納しやすい。
主には、両サイド、またはコの字型に
棚などを設置して収納する。
人が動くスペースがデットスペースとなり
無駄ができるのが難点。
以前住んでいた家の2階には
ウォークインクローゼットがあった。
そこは元々父の希望で吹き抜けにする予定だった。
しかし母が、収納が少ない為
収納スペースが欲しいということで
吹き抜けを無くしてその部分を
ウォークインクローゼットにした。
こんな感じのコの字型。↓
これは大正解。
整理ダンスを入れて
普段使わない衣類をしまったり
ポールを渡して礼服やコートなど
かさばる物をかけておいた。
上段は棚にして、アルバムや、季節家電
引き出物で頂いた毛布など
昔は結構布団などをもらうことが多かったようだ。
整理していたら、これは誰それの結婚式、
これは誰それの・・・と出るわ出るわ(笑)
とにかくかなり有効的なスペースとして
活躍していた。
ウォークスルークローゼット
ウォークインクローゼットに出入口が二つ以上あり
各部屋から出入りできる。
その為利便性は良い。
しかし、通路となるスペースの確保の為
ある程度の空間が必要となる。
屋根裏収納
屋根と天井の間の空間を利用したもの。
高さはないが、ある程度の広さを確保することが可能。
シーズン物や、普段あまり使わない家電など
ある程度の大きさのものを収納できる。
ただ、はしごを使わなければいけないので
収納できるものも制限される。
床下収納
キッチンや洗面所の床下に設置されることが多い
床下収納。
部屋の面積に関係なく収納スペースを確保できる。
また、人目につかずスッキリしているのも利点。
ただ、床下は湿気がこもりやすい為
時々換気をしたほうが良い。
私も以前暮らしていた家には
床下収納があった。
梅酒をつけた大きなビンや
頂き物のお酒、いつか使うであろう空き瓶容器など。
頻繁に出すことのない物が入れてあった。
というのも、食卓のテーブルの下にあったため
そこを開けるとなると、全部移動して・・・
と結構大がかり。
今回引っ越しするにあたって
中のものを全部出してみると
なかなか年代物のお酒とか
思わぬお宝に、嬉しくなった。
まるでタイムカプセルのよう(笑)
歴史を感じながら
今楽しみながら飲んでいる。
新居
今回伊豆高原に建てた
店舗併用住宅。
お店部分がある為
どうしても自宅は小さくなってしまった。
その為部屋数も最低限で
その中で収納スペースを考えた時
とても悩んだ。
一番収納力があるとしたら・・・
ということで以前にも書いた
屋根裏収納を採用した。
ここは、高さこそ140㎝以下となるが
広さが10畳以上ありかなり広い。
ほとんどのものをここに入れたが
それでもまだ余裕がある。
難点ははしご。
やはり大型のものはあげるのが大変。
その他部屋の収納として
私の寝室に共有のクローゼットを作った。
主に日常使いの服やその上の棚には
かばんや小物類を収納。
下には衣装ケースや小さな棚などを入れて
下着などの小物を入れるスペースに。
他に以前ご紹介した棚型の間仕切り。
これも意外と収納力がある。
日常に使うものは大体ここに収まっている。
できるだけ家具を置きたくなかったので
隠せる収納でお部屋をスッキリしたかった。
実際に暮らしてみて
母はやはり自分の近くに
使いやすい収納が欲しいと
結局小さな整理ダンスを3つほど新調した。
以前住んでいた生活スタイルが抜けきらず
同じような暮らしがしたかったようだ。
結局スッキリした部屋にはならなかったが
母が便利で生活しやすいのが1番。
初めは何もなかった家も
1年が過ぎ随分物が溢れてきた。
今のところは屋根裏収納のおかげで
「いらないものは全て二階へ」
家族の間では屋根裏収納を
わかりやすく2階と言っている。
と言った感じで
収納力は問題ない。
おわりに
想定と実際は大きく変わることがある。
実際に住んでみないと分からない
不便さや問題点
それは仕方ないとして
やはり時と共に物は増える。
ミニマリストのような
生活ができる人なら良いが
自分には無理!!
という私の家族のような人たちには
出来る限り有効スペースを活用して
収納力の高い家づくりをしたほうがいい。
その為に設計段階から
計画的に考えていき
後は住んでみて少しずつ変えていく。
何はともあれ大切なのは
楽しみながら家づくりをする。
それが一番のことだろう。
収納の方法は本で勉強↓
最後までお読みいただきありがとうございました。