珈琲屋美豆 GalleryBizu

伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ雑記ブログ。

【カフェ経営】⑲1杯400円の珈琲が280円!?とってもお得な珈琲チケット事情。

 

 1杯400円の珈琲が280円!?

茶店の珈琲チケットはお得なのか!?

 

名古屋と言えばモーニング

と言われるほど喫茶店文化が根強い。

 

私の住んでいた愛知県、お隣の岐阜県

とにかく喫茶店がたくさんあった。

私のお店の周りにも、無数の喫茶店が点在していた。

 

そして喫茶店と言えばもう一つ、

珈琲チケットという仕組み

 

これは、珈琲の回数券のことで

前払いで購入することで、後はチケットを渡すだけで飲むことができる。

今で言うとキャッシュレス。そのアナログ盤とでも言うか。

10杯分の値段で11杯分の珈琲が飲めるなど

お得もある。また、時々イベントで、特売なども行われ

1杯400円の珈琲が280円になったり

かなりの値引き率になる。

その為常連さんならほとんどこのチケットを利用するだろう。

 

果たして、

お店側はこんなに安くして利益があるのだろうかと
疑問になる。

 

 

これに関しては、

例えば11枚つづりを全部使う人もいれば

途中で来なくなったり、失くしてしまったり

使い切らない人もいる。

その為そのあたりでうまく利益の調整ができるようだ。

また、使い切る人はまた続けてきてくれる人が多いので

それはそれでありがたいという。

 

確かに、私も珈琲チケットの入った財布を無くして
残りを使いそこなったことがあった。

 

また、基本的には珈琲にしか使えないところが多いので

他の飲み物は追い銭したり、フードは現金で食べるため

そこからの利益もある。

 

そのチケットは自分で毎回持っていく人もいれば

お店が管理していて

来るたびにそこから一枚ずつもらっていくというシステムもある。

その場合大体店側もお客の名前を覚えていて

顔パスといった感じ。


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そして当の本人

私のお店はどうだったかと言うと

チケット制は採用せず。

現金のみ。

www.bizucafe.com

 

理由をいくつか挙げてみると

知り合いのママさんが言ってた
『チケットの安売りの時に一気に購入され、現金が入る。
その後、紙切れでコーヒーを飲まれているようで
何だかな~という気持ちになる。』
万が一お店をやめることになった時、払い戻しの手間がかかる。
通常、閉店一ヶ月前くらいにはお知らせをして、閉店までに使い切ってもらうか
払い戻しをするかで清算する。その間にできればいいが、知らなかった人などから苦情があったり、トラブルにもなりかねない。
名前と顔を一致させるのが大変。
チケットを預かる場合、お客様はいちいち名前を言わなくなる。顔パスを望むので
覚えなければいけない。しかし、記憶するのが苦手な私・・・考えただけで難しいことは明白。
チケットを作る手間とコスト。
通常業者にお願いするものだが、やはりコストがかかる。

 

 

これらのことを踏まえて

私の店では珈琲チケットは扱わないことにした。

 

とは言っても、

あのあたりの喫茶店

珈琲チケットがないお店は1割も無い

業界人に言われ、かなり不安もあった。

 

また、

『珈琲チケットください』

『うちのお店はないんです』

このやりとりを一体どれだけしただろう・・・。

 

あるのが当然という認識の中

ないということを受け入れがたいお客様。

 

『いつから作るの?』

『考えといてよ』

そんな声が2.3年は頻繁に出た。

しかしうちはこういうお店だと認識したお客様は少しずつ受け入れてくださった。

 

どちらにしろ

珈琲チケットを買い求めたい=また来たい

そういう方程式が成り立つ

リピーターさんになってくれるということ

それはとても嬉しく、自信にもつながった。

 

結論を言えば

珈琲チケット・・・

それは、

きちんと使い切ればお得なことは間違いない。

客側、店側どちらも使い方次第で得をする。

 

どちらにしろ、

これからの時代はキャッシュレス化に伴い

こういうシステムもどうなっていくのか楽しみだ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。