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伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ言の葉ブログ。

【移住】㉖伊豆高原に家を建てる。水道工事申請、引き込み工事、予算、工程。建てるまでにもいろいろある。

伊豆高原に店舗併用住宅を建てる。

整地が終わり

地鎮祭を行う前に

別荘地の管理会社に水道の引き込み工事の申請へ行った。

 

 目次

 

水道引き込み工事

 

自身で土地を買って家を建てる場合

その土地のところまで水道管がひかれていないことがある。

その為、引き込み工事が必要になる。

 

費用は

 

相場としては30万~50万くらい。

1m引き込むのに15000円程度。

(水道管の口径20㎜の場合)

 

例えば水道の本管から敷地内までの距離が10mなら

約15万円。

 

その他に

・給水の申し込み(加入金・基本工事費)

・各種手数料

が必要になり、自治体によって金額は違う。

 

高額になる場合とは

 ①距離が遠い。

前述した通り、距離によって金額は変わる為、

水道本管との距離が遠くなるほど費用が高額になる。

②新たに設置する場合。

引き込み管が古く、口径が合わない、劣化している、

などの理由で水道管を新たに引き込まなければならない。

③家の前が県道・幹線道路

耐久性の高いアスファルト舗装が厚く設計されている道路の場合

費用が高くなることがある。

また、道路封鎖の為交通整理に警備員を雇わないといけない場合もある。

 

申請方法

 

工事は公共のインフラを使用するため、

自治体へ申請を行う。

 

・給水装置工事申し込み書

・位置図

・工事図面

・道路占用許可・使用許可申請

 

一般的にはこのような書類を用意する。

実際は工事業者が代行してくれるケースが多い。

 

 

私の場合

 

水道引き込み工事はお金がかかりるのは知っていた。

その為土地を購入する時にも

不動産屋には確認をした。

 

いざ建てようとした時

余分なお金がかかっては予算オーバーしてしまう。

 

前の道路に水道管が通っているのでそこから引き込む。

大体30万くらいの工事費で大丈夫だろうとのことだった。

 

この別荘地は

公共の水道ではなく

管理会社が所有する水源を利用した私水。

 

その為水道の引き込み工事は

管理会社に依頼して行ってもらう。

 

 

www.bizucafe.com

 

申請に行く

 

そこで、管理会社に申請へ行くことに。

 

莫大な費用が掛かる!?

 

そこで管理会社から説明を聞く。

 

ん??

何だかおかしなことを言いだしたぞ。

 

というのも

詳しく聞いてみると

 

「前の道路に来ている水道管からは

もうこれ以上枝分かれして引き込むことはできない可能性がある。

そうなると水道管を新設し、そこから引き込まないといけない為

50mほどの工事が必要になる。」

 

と。

 

新設!?50m!?

 

となると200万円近く掛かるという。

 

200万??

30万くらいって聞いてたのに・・・

もちろんそんなの予算オーバー。

 

それも、工事して掘ってみないと分からないというのだ。

昔のことで図面も残ってないとかなんとか・・・

 

しかし、どうしよもないなら仕方ないし

これからお世話になる為、あまりごねたくもない。

 

とりあえず、

この場は、「わかりました」と

後にした。

 

工務店の社長と相談

 

現場へ戻り

工務店の社長との打ち合わせがあったので

そのことを伝える。

 

「こんなこと聞いてないですよ~(´;ω;`)ウッ…」

という私の話を聞き

 

社長も目が点だった。

そんな話はおかしい、と。

 

まず、もしその可能性があるなら、土地を買う前に説明がないといけない。

不動産屋から説明がなかったとしたらそれは問題だ。

 

私もそう思う。

やっぱり腑に落ちない。

 

社長も今、少しでもコストを下げれるように

色々と考えてくれている所。

私が予算ギリギリで困っていることもよく分かっている。

その為、他人ごとではないのだ。

 

「僕が何とかします、とりあえず情報を集めます。」

 

と、不動産屋や、施工業者など色々辺り

どういうことか調べてくれた。

 

神にもすがる気持ちの私だった。

 


 

愛知県へ戻り

一体どうしたらいいのか

不安な日々を過ごした。

 

勘違い?

後日社長から連絡がある。

「なんとかなる、安心して大丈夫です」

と。

 

その言葉を聞いたとき

ほんとに安堵感に包まれたこと

今でも覚えている。

 

結局、管理会社によく調べさせたら

引き込める管があるみたいだと言う。

そこから引き込めば

当初の予定金額程で大丈夫だと。

 

つまり、もう1本管が通っていたということだ。

 

一体何だったんだろう・・・。

 

図面が残っていないというのもおかしいし

よく調べたら分かりましたというのも

あまりにも軽率な判断だ。

 

初めからきちんと調べてくれていたら
こんなに心配しなくて済んだのに。

 

それよりも

もし工務店の社長が骨を折って

動いてくれなかったら

 

あのまま

「分かりました」

と工事をすることになっていただろう。

 

素人の私には

言われるがまま動くしか手段がない。

 

知らないということは

本当に危険だと改めて感じた出来事だった。

 

おわりに

 

何事も最低限の知識が大切だと

痛感した。

 

今回の水道の引き込みの件は

土地を購入する前には

必ず確認しておいたほうがいい。

 

私のように

確認しておいたにもかかわらず

訳の分からないことに巻き込まれることもある。

そんなときの為にも

やはり、ある程度知識のある

相談できる人がいると安心だ。

 

自然公園法の時も大変だったが

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一難去ってまた一難・・・

(;´д`)トホホ

 

しかし今となってはいい経験。

実際にやってみたからこそ分かったこと。

 

納得いかないことが多い世の中だが

それも経験だと思えば少しは気が晴れる。

 


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とにもかくにも

無事に水道工事の申請を済ませ

地鎮祭の日を待つのであった。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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