難関だった自然公園法の申請
確認申請がおり、
さあ、地鎮祭を行うぞ！
計画は進んでいく中
工務店の社長がはるばる愛知まで来た！？
目次
店舗併用住宅
私の場合店舗併用住宅。
いわゆる、自宅にお店がくっついてるもの。
自宅以上に併用する店舗が重要になってくる。
何しろ、お店が上手くいかなければ
移住自体が失敗に終わると言っても過言ではない。
収入がなければ生活していけなくなる訳だ。
もちろん最悪なことは考えて
働きに出ることも頭には入れていた。
しかしどちらにしてもお店自体は存在するわけだから
貸すにしろ、なんとか利用しなければならない。
その為にも店舗部分は重要になってくる。
理想を形にするために
愛知県のお店を建設した時も
理想を形にするために
たくさんの気になるお店を見て歩いた。
そして作り上げた自分のお店。
愛着もあった。
そして、ほぼ理想通りだった。
その為、
伊豆高原のお店も愛知のお店をベースに
設計していった。
写真や図面をもとに
こんな感じにしたいとイメージを伝えた。
長年動き慣れたスタイルのほうが
戸惑いもなく始められるという思い。
１人で回せる動線を考えた時
やはり、同じ感じがいいという思い。
とにかくたくさんの要望をした。
３００キロの旅
そんな中、工務店の社長が
「一度愛知のお店を見に行きます」
と。
え？？
車で片道４時間半。
そんな遠くまでわざわざ来てくれるの？
初めは冗談を言ってるのかと思っていた。
この社長は、社長とは言っても、現場にも入るし
打ち合わせやらなんやらで
分刻みで動いている人。
毎晩遅くまで作業しているのも聞いていた。
そんな忙しい人が、私のお店を見に来るために
１日がかりでわざわざ？？
それでも
予定を調節し、実際に来てくれたのだ。
何をした？
その頃は、私もまだ愛知のお店を営業中だった。
まず、お客さんの目線からお店を見たいと
珈琲を飲みながら観察。
営業中のお店の様子。
スタッフの動き。
お客様の動き。
関係あるのかな？
と思ったが、やはり実際の動きを見ることで
イメージが湧くようだ。
それから、
店内はもちろん
トイレや厨房、倉庫まで
細かく採寸。
素材や色合い、大きさなど
とにかく細部にわたるまで写真におさめながら
見て回った。
そして、私も実際の使い勝手をもとに
もう少しこうしたい、
ここはこのままの感じでいきたい
と、細かな要望を出した。
画像では伝えきれないもの
社長も、
やはり写真で見ているのとは
大きさや感じが違うので参考になったと。
色合いなどもどうしても画像では伝えきれないし
距離感もそこに立つから分かる感覚がある。
同じ空気を吸うことで
言葉では表現できない
伝わることも多い。
約５時間程視察し、静岡へ帰っていった社長。
その日はお盆ということと、豪雨に見舞われたらしく
大変な帰り道だったようだ。
おわりに
どこの建設会社でもここまでやってくれるものなのか
それは分からないが、
ここまで親身になって取り組んでくれたこと
本当にありがたかった。
実際に見てもらったことで
打ち合わせもかなり具体的に進んでいった。
知らない土地、そして遠方であまり見に行くこともできない
そんな中で安心してお任せできると、少し心が軽くなった。
本当に意味のある１日になったと思う。
この辺りでやっと土地に重機が入り
造成が始まる。
また次回に続く・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。
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