お店のお休みには様々なタイプがある。
・年中無休
・定休日を設ける
・不定休
これはそれぞれのお店の状況にもよる。
今回は自分が感じたお店のお休みについて
思ったことをまとめてみた。
目次
定休か不定休か
これはすごく悩むところ。
元々やっていた愛知県のお店は
火曜日に定休日を設けていた。
月曜日は振り替え休日で休みになることが多い。
水曜日は病院がお休み。
金曜日は休前日。
などなど自分の状況に合わせて
設定した。
今回伊豆高原でお店をやるにあたって
お休みをいつにするのかについて考えた。
何曜日にするか
お店を経営する時
営業時間・定休日を決める。
どのような体制で行うかによって
変わってくるだろう。
スタッフが交代で入るのなら
長い時間営業できる。
1人でやるとしたら
限界がある。
私の場合主にワンオペ。
基本的には一人で行う。
そう考えた時、営業時間と定休日は
とても悩んだ。
というのも不定休に対するイメージ。
そもそも不定休ってどうなんだろう・・・。
不定休とは
休む曜日も回数も決まっておらず
ランダムに休みがある。
裏を返せばいつやっているか分からないお店
不定休のイメージ
・あまりやっていないお店
・やる気がない
・いつ行っても休みだったりする
・適当な感じ
確かに私自身そういうお店に行く時は
やってるか不安になるし
行ってやってなかったという経験もある。
いつ行っても休みだ。
どうせ今日も休みだろう。
なんて、だんだん足が遠のくことも・・・。
どうしても負のイメージが強い。
しかしそんな中
不定休にする道を選択した。
不定休の理由としては
自分が今回のお店で
不定休を選択した大きな理由としては
1人でお店をやっているから。
母の病院への通院が不定期にある。
これが一番の理由。
愛知県にいる頃なら、慣れた土地で
ある程度の所なら自分で行けた母も
初めての知らない土地。
動ける範囲は限られる。
その為、自分が連れていくしかない。
定休日を決めてしまうと
その日にしか動けなくなる。
しかし、必ずその曜日に予定が入るわけではない。
相手があることだと尚更自分の都合では動けない。
また、母を含め自分がいつ病気になるかなんて分からない。
理想としては
代わりのものがいるのであれば
年中無休で開けておくことが
お客様にとってはありがたい。
いつ行っても開いているという安心感は
お客様獲得の強みだ。
ただ、無理をしてそれをすることにより
十分なサービスの提供ができなくなったり
身体を壊し臨時休業なんてことになっては
元も子もない。
どちらがいいかは状況次第
お店をやるということは
目先のことだけ考えていてはいけない。
大切なのは
出来るだけ長く続けること。
その為には無理をしすぎない。
長い目で見て、
続けていける方法をとることが
成功への近道だろう。
もちろん若くて体力も気力もある!
休まずに働ける!
そういう環境にある!
というのなら、できるうちは頑張って
何か支障出てきたら体制を変える。
それでもいいと思う。
しばらくやってみて
様子を見てから決めてもいいだろう。
辛いこと
お店をやっていて
辛いのは、休むこと。
お客様が来てくださっても
お店がやっていない。
その状況は本当に申し訳ない。
そして必ず言われてしまう。
「この前来たのにやってなかったね」
「何回も来たのにずっとお休みだった」
その度に心が痛む。
週1回の休みでも
沢山休んでいるかのように
言われてしまう。
これは定休日が決まっていても
たまに連休を取ったり
やむを得ず臨時休業すると
同じように言われてしまう。
それが凄く心苦しい。
こればかりは年中無休でない限り
お客様のすべてのお声に対応することはできない。
会社勤めならば基本的には週休二日制。
お店をやっていると週1のお休みでも
よく休んでると思われてしまう。
そこにとても厳しさを感じながら
10数年過ごしてきた。
その為出来るだけ休まないように
努力している。
珈琲屋美豆をはじめて
様子を見てから定休日を決める予定だった。
しかし、思っていたより母の通院が多くなり
急に休まざるを得ないことも。
その為、
今の現状では不定休が一番いいだろうと
決断した。
おわりに
定着するまでは
「お休みはいつ?」
と聞かれることが多いが
最近はインスタや電話で確認してから
来店していただける方が増えた。
https://www.instagram.com/bizu_coffee/?hl=ja
本当にありがたいこと。
とりあえずしばらくのうちは
不定休で、この先状況が変われば
またその時に考えようと思う。
どちらにしろ
自分のスタイルを受け入れてもらえるように
これからも努力を怠らない。
皆様に愛される店づくりをしていきたいなと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。