『僕は蝶になる』
ひらひらと舞い上がる蝶は
とてもか弱そうに見える
風が吹いたら行く手を阻まれ
雨が降ったら飛ぶことを遮られる
それでも僕は飛び上がる
心に決めたことがあるから
行くべき場所があるから
そしてその思いは
キラキラと
まるで純粋な子どものように
無邪気な笑顔で
見る人を魅了し
大きく羽ばたく姿は
生きる力を感じさせる
そこに秘められたエネルギーは
魂となり
言葉として音と共に
放たれる
ただひたすらに
信じた道を
なりふり構わず
進むこと
それが
目次
『僕は蝶になる』
出逢い
私がこの絵を描こうと思ったきっかけは
てふてふという、
てふてふさんとの出会いは
自分のTwitterのフォロワーさんが
応援しているロックアーティスト
という所からだった。
少し前から存在は知っていたが
歌を聴いたこともなく
詳しいことは何も知らなかった。
今回、単独公演、無観客ライブ配信で
画面越しではあるが、初めてその姿を見て、
歌声をしっかりと聴いた。
1曲目から魅了された。
彼女の詩、表現、音は
心の奥まで響き、そして自然と涙が溢れた。
うたうたいとしての
真っ直ぐな強い信念。
たくさんの思いを抱えながら
放たれるものは
強くそして優しく
ストレートに突き刺さる。
それは、激しくも心地よさを感じる。
彼女の思い、それを応援する仲間の思い
色んな気持ちが重なり合って
一つの形になった
その空間は今までに感じたことのない感覚だった。
いつかこの空気を
生で感じてみたい
そう思った。
そんな時間を共有したことで
彼女のことを
生き方を
アーティストとしての信念を
尊敬すべき存在として
確立した。
私はまだほとんど何も知らない。
自分が感じたことは間違っているかもしれない
知ったようなことを言える立場ではない。
それでも、心に響いた思いを
形にしたくて
蝶を描きたい、そう思った。
てふてふは蝶々の旧仮名遣いの表記
そして彼女のシンボルマークとなっている。
そして、同じく共にその空間にいて
思いを綴った夏パパさんのツイート
どれだけ流暢に話しても
— 夏パパ (@tamaki723) April 8, 2020
通り一遍な演説ならば
人の足を止めることは出来ない
一瞬一瞬の景色を
二度とはないその一瞬を
大切に歌いきる姿は
ずっとその先も心に残り続ける
これからも
歌うたいの姿を感じ
共に同じ時を過ごせる幸せ
すくい上げてくれて
ありがとう#愛しき日々#てふてふ pic.twitter.com/mZlsvLoIje
これを見て
私も私なりに表現したいと思った。
制作風景
蝶を描くのは初めてのこと。
でも構想はすぐに浮かんだ。
背景は桃色。
そして蝶は青。
これはきっとてふてふさんのイメージからすると
全然違う感じになると思う。
それも分かっていた。
でも私が表現したい蝶はこれだった。
誰にでも弱い所はある。
強そうに見える人ほど
たくさんの傷をおっていることもある。
心の中は誰にも分からない。
でもみんな、
子どものように純粋で
か弱い乙女のような
そんな心を持っていると思う。
ここではそんな優しい空を
優雅に舞う姿を描きたかった。
そしてどんな逆境にも負けない
強い信念を
大きくキラキラとした蝶として
月へはばたく姿で表現した。
興奮冷めやらぬ翌日の朝
自分の気持ちを落ち着かせるように
ただひたすらと、
思いのままに・・・。
びすの表現の中に
蝶をはばたかせた。
おわりに
満足した。
そう、それでいいのだ。
求められるから描くのではない。
描きたいから描くのだ。
彼女もそう
私もそう
ただひたすらに
全力で燃え尽きる。
興味がある方は是非
一度体感してみてください。
彼女の溢れんばかりのエネルギーを。
最後までお読みいただきありがとうございました。