建物の色選び。
つまり
外壁の色を決める。
素材を決め、色を選ぶ。
この色選びがなかなか大変だった。
私の体験談を
色選びから
決定に至るまで
簡単にご紹介しよう。
目次
店舗併用住宅
私の家は店舗併用住宅。
その為、重要になってくるのは
店舗のイメージ。
色合いは黒っぽい色。
こげ茶とか。
それは初めから決まっていた。
後は自宅部分との兼ね合い。
できるだけ住居部分は目立たないように
お店はセンス良く。
そう考えると
どういうバランスでいくのか
とても悩んだ。
第一案
下が黒。上が白。
平屋建てだが、屋根高にしたので
外から見たら中二階があるような感じ。
その為、下の広い壁を黒っぽく
軒上の狭い壁を白っぽくする。
これが当初考えていたデザイン。
というのも愛知県のお店のイメージと
似たものにしたかったので
頭にはこれがあった。
これが愛知県のお店。
この時は下の壁もツートンにしたが
今回はシンプルにいきたかったので
一色で検討。
第二案
全部黒。
いっそのこと全体を黒っぽくしたほうが
シックでいいのではと思い
黒っぽくして、
素材だけ店舗部分を板張りに
自宅部分はサイディングで
少し違いをつけようかと考えた。
第三案
お店が黒。自宅が白。
はっきりとお店と自宅を区別するため
色を変えよう。
そのほうがインパクトもあって
デザイン性も高まる。
結論
散々色んなパターンを
イラストにしてもらい
色のイメージを頭で想像しながら
決定したのは
第三案。
お店が黒。自宅が白。
のツートンカラー。
自宅が白だと浮いてしまうかなと
不安もあったが、色々考えて
これが一番しっくりきた。
こんな感じに
見本のサイディングを合わせて
イメージしてみた。
とは言っても
こんな小さい見本と
家全体とはあまりにも違い過ぎて
イメージすると言っても
よく分からなかったが・・・(;^_^A
素材
素材は上の写真のように
どちらもサイディングを
使うことにした。
サイディングは
工場生産の板材で
タイルのように1枚1枚貼り合わせたり
塗り壁のように広い面積を塗り上げる必要がない為
工期が短く費用も抑えられる。
また、木材だと雨風、光により
風化が早く、先々のことを考えると
やはり難しいかなと。
実際、
表だけ板張りにした愛知県のお店。
普段気にならなかったが、
10年が経過してよく見てみると
随分色も変わり塗装の剥げや風化が気になるようになった。
それも味わいでいいものだが
やはりできるだけ長く綺麗に保ちたい。
メンテナンスの面からも
板張りは諦めた。
これを使ってきちんとお手入れ
しなくちゃね!
その代わり
店舗部分は板張りっぽく
木目調のサイディングを選択。
自宅部分はあまりこだわりはなかったので
シンプルにかつ和風っぽく。
お店とのバランスを考えて
選択した。
沢山の家を見る
色や素材を選ぶ時参考にしたのが
実際に建っているお家。
やはり実物大で一番わかりやすい。
素材は違っても
色のバランスやデザイン性は
イメージしやすい。
写真で見るよりも
太陽光の光の下で
実際のサイズで見れるのは
一番参考になる。
もちろん怪しまれないように(笑)
移動中はとにかく目を光らせ
自分のイメージに合った家を
探した。
そしてそれを工務店に伝え
形にしていった。
おわりに
色だけではなく
デザインや模様も本当にたくさんある。
その中から一つずつ決めていくのは
本当に大変なこと。
また家族の中でも好みは分かれる。
その辺りも後から文句の出ないよう
きちんと話し合い、意見交換をしながら
皆が必ず納得して決定する
ということだけは
最初から最後まで徹底して行った。
もちろんそれをまとめるのは
大変なことだった。
特に離れて暮らす家族に
一つ一つ確認しながらというのは
何度も足を運んだり
写真を送ったりしながら
我ながらよくやったなと思う。
しかしそのおかげもあり
それなりに皆が納得する形に
仕上がったと思う。
とは言っても
色も模様も
今となってはそんなに気にはならない。
決める時はあんなにも悩んだのにね。
どんなこともそうだが
その時は大変でも
悩んだり
考えたりしてる
その時間が一番楽しいのかもしれない。
そんな風に思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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