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伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ雑記ブログ。

【移住】㉗地鎮祭。市場で獲れたての魚をお供え!?日柄、流れ、必要なものまで。伊豆高原に家を建てる。

 

2018年9月にやっと

地鎮祭が執り行われた。

 

年内に伊豆高原へ移住したかった私たち家族。

日柄も気にしながら、

とにかく早くできる日でと考えていた。

しかし偶然すごくいい日に行うことができた。

 

地鎮祭についての簡単な説明から

最高の日に行われた私の体験談まで。

 

目次

 

 

地鎮祭(じちんさい)

 

土地を守る神様にその土地を利用する許しを請い

工事の安全を祈願する儀式。

家の建築工事が始まる前に行われる。

「とこしずめのまつり」とも読む場合がある。

 

地鎮祭は必ず行うべきか

 

地鎮祭は神事であり、

必ず行わなければならないわけではない。

 

地域や習慣、風習などにもよる。

基本的にはやるかどうかは施主(依頼主)が決めるもの。

 最近では行わないケースも増えている。

 

神式で行われるのが多いが

仏教式、キリスト教式などで行う場合もある。

 

地鎮祭の日取り

 

建築における縁起のいい日に執り行われるのが一般的。

冠婚葬祭などは六曜(先勝・友引・大安・仏滅・先負・赤口

を参考にされることが多いが、

建築の場合は建築吉日である十二直(建・満・平・定・成・開)

から日取りを決める。

 

また、「三隣亡」さんりんぼうという

「家を建てるなという日」もある。

 

この日に建築すると、

火事を起こし近隣3軒を焼き滅ぼす

という言い伝えがある。

 

 建築業界では、この日に上棟式地鎮祭など

お祝い事を避ける慣習がある。

 

しかし、これはあくまでご近所の安心・安全を願う配慮に過ぎない。

三隣亡は「三輪宝」であり、本来はおめでたい日。

家を建てるなというのは迷信だという説もある。

 

しかし、関係者全員のスケジュールを合わせるのは大変なこと。

日程を気にするあまり、工事が遅れてしまってもいけない。

あまりこだわりすぎず、最終的には自分の気持ち次第で。

 

地鎮祭で必要なもの

 お供え

 

お米

1合ほど。かつては洗米するのが一般的だったが現在では洗う必要はない。

清酒

紙の神聖な飲み物とされていて、お供えしたお酒には神聖な霊力が宿るとされている。

2本用意するのが基本。

1本は神様へ、1本は神様から与えられたお神酒として頂く。

山の幸

リンゴやみかんなど、できれば旬のものを。

海の幸

頭のついた魚・するめ・昆布など。

語呂合わせでめでたいと、鯛にする場合も多いが気にすることはない。

野菜

トマトやナスなど地上にできるものと、大根などの地下にできるものを両方用意する。

1合ほど用意する。

1合(180cc)ほど。ペットボトルで良い。お供えするときは水器に入れて。


 

初穂料

 神主に対する謝礼金

お車代と合わせて2~3万円が相場。

ご祝儀用ののし袋に入れて

「初穂料」「玉串料と書いて神主にお渡しする。

 

のし袋は、「蝶結び」か「あわび結び」。

お供えを含めて全部神社にお願いする場合は5万円が相場。

お供え物は施主が用意する場合は3万円が相場。

 

施工業者や神社が用意してくれる物

 

祭壇

祭壇一式は、神社にお願いするのが一般的。

四方にたてられる「いみだけ」と言われる竹。

土地の不浄を防ぎ、清めるために使われる。

青竹で高さ3メートル前後。先を切っていないもの。

しめ縄

四方にたてた青竹の間をつなぎ、縄には紙垂(しで)をつける。

砂、鍬(くわ)、鋤(すき)

砂は鍬入れの儀を行う時に使用する。

祭壇近くに高さ40センチくらいの円錐型に盛る。

この儀式は最近の個人住宅の地鎮祭では省略されることが多い。

玉串

小さな榊(さかき)の枝に紙垂をつけたもの。

清き誠の心を神前に捧げる意。

鎮めもの

地霊をなごめ鎮めるために捧げる。神社側から施主に授けられる。

 


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地鎮祭後お供え物はどうするのか

 

もちろん食べる。

お酒と同様神聖なものなので頂きましょう。

 

本来は地鎮祭後に直会(なおらい)という食事の宴を行い

お供え物を頂く。

持ち帰って食べても問題はない。

 

基本的には、お供えを用意した者、

つまり施主が持ち帰るのが正しい。

一般的には参加者で分け合うことが多い。

 

私が実際に行った地鎮祭

 

地鎮祭を行うのは2回目。

前回は愛知県でお店を建てた時。

 

www.bizucafe.com

 とはいうものの、もう10年以上前の話。

ほとんど記憶もない。

またその土地によって、やり方も若干変わるので

今回は工務店にお任せで、私はとにかく言われるがまま動いた。

 

日柄

 私が地鎮祭を行った日。

 

それは

一粒万倍日+大安+天赦日

一年で一番いいと言われている日だったのだ。

 

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび・いちりゅうまんばいにち)
一粒のモミが万倍にも実る稲穂になるという意味。
何事を始めるにもいい日とされている。
特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉。

・大安
大いに安し。
六曜の中で最も吉の日。

・天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)
百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日とされ、
最上の大吉日。
年に5回または6回ある。

 

それも後から知ったのだが

日柄にこだわらない私でも

やっぱりなんとなくうまくいくような気がしてくる。

 


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お供えもの

 

遠方からの参加になる為、

全て工務店に用意してもらった。

さすが港町。

市場で揚がったばかりの魚を持ってきてくれた。

 レシートをもらいその場で清算、5千円くらいだった。

 

時間は

 

朝の9時ごろ現地へ到着。

工務店の会長と社長と基礎屋が準備をしていた。

 

9時半ごろ神主がみえて、祭壇の準備。

10時少し前に地鎮祭が始まった。

それから30分くらいで終了。

 

 

流れ

基本的には神主さんが進めていく。

1、神主さんの挨拶
  簡単な解説がある。
2、修祓(しゅばつ)の儀
  一同頭を下げ、神主がおおぬさを来場者に向けて左右に払う。
3、降神(こうしん)の儀
  祭壇に土地の神様をお迎えする。
4、献饌(けんせん)

    酒、水のふたを開け、神様にお供え物をささげる。
5、祝詞奏上(のりとそうじょう)
  土地の神様に工事の安全や、未来永劫、豊かな生活が送れるよう祈願。
6、四方祓(しほうばらい)
  敷地の四隅を清める。
  施主と家族で順番に酒などをまいてお祓いする。
7、地鎮(じちん)の儀 
  土地を象徴した盛砂に、施主、施工業者が鍬や鋤を入れる。
8、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
  玉串(さかきなどに紙のぬさを付けたもの)を神前に捧げて拝礼。
9、撤饌(てっせん)
  酒や水にふたをする。
10、昇神(しょうしん)の儀
  神様に戻っていただく。

    全員頭を下げておく。
11、神酒拝戴(おみきはいたい)
  神様にお供えしたお酒を参列者全員が頂く。
12、閉式の辞

 

 

施主の私が実際に行うのは、6,7,8番くらい。

それもやり方はその場で誘導してもらえるので

言われるがままに行う。

 

とは言っても、とにかく緊張。

厳かな感じと、みんなに見られている中

失敗したらどうしよう…などと

30分くらいだが、とてつもなく長く感じた。

 

ご近所挨拶

 

神主様にご祝儀とお供えをお渡しして終了。

その後、工務店の社長とともにご近所挨拶へ。

 

ここは別荘地でも定住者も多い。

私の家の周りはほとんどが定住者。

別荘として利用されている方は、

シーズンくらいしかお目にかかれないので

そのタイミングでご挨拶に行った。

 

工務店からはラップ

私は高島屋で購入したタオルを用意した。

 

工事が始まると、騒音や車の出入りなどで、

近隣に迷惑をかけてしまうこともある。

その旨と、工事について日程など尋ねられることもある為

工事関係者と回ったほうが良い。

 

「向こう三軒両隣」

とも呼ばれる、家の向かい側3軒と両隣二軒

一般的には回る。

 

その他、

工事車両や人の出入りなどで迷惑をかけることになるお宅にも

挨拶をしておいたほうがいい。

 

 ご近所さんと初めて顔を合わせる為

どんな人が住んでいるのかな・・・

と緊張と不安の中挨拶回り。

 

皆さんとてもいい方で

中には、定住者が増えることに

嬉しいとお喜びの声を頂き

ちょっと安心した。

 

おわりに

 

地鎮祭などの一生に1度あるかないかのことは

経験がないのは当たり前だし、

そんなに心配しなくても

ほとんど施工業者が進めてくれる。

 

今の時代は検索すれば大体のことは分かるし

私も自分で調べてある程度流れを把握したうえで臨んだ。

 

しかし、実際その場に立つと緊張で頭は真っ白。

それでもなんとかなった。

 

この日は自分なりに大仕事を終えた安堵感を胸に

愛知へと帰宅するのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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