9か月で閉店となった1件目の店。
そこから約半年。
無事に土地を購入し、
カフェ建設に向けて動き続ける。
私が購入した土地は空き地だった場所。
平坦で造成の必要がなく
何本か立っていた木は
不動産屋が伐採してからの引き渡しだった為
すぐに建てれる状態。
造成が必要な場合
つまり、土地を建物を建てれる状態にすること。
たとえ土地が安くても、そこにお金がかかってしまうので
その点は良かった。
とにかく地鎮祭をしないと
着工出来ない。
善は急げと、
一応日柄など良い日を選んで
8月の炎天下の中
暑さで倒れそうになりながら
地鎮祭を行った。
地鎮祭とは
家の建築工事が始まる前のイベントで、土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式として昔から行われていた。
とは言っても、私がやったのは簡素なもので
土地の真ん中にポツンと祭壇を設けて
神主さんと工務店の社長、大工の棟梁、私と母。
お供えは指示されたものを用意して
野菜とか、魚とか…
後は全部準備してもらえた。
大体以下のものを用意して費用は一万円くらいだった。
米(一合)
・洗米して一晩乾かしておく
神酒(一升)
・日本酒(一升瓶)
・地鎮祭用として蝶結びののし紙を付ける
塩(一合)
特に銘柄などに決まりはない(敷地のお清め用)
水(一合)
・水道水でも可(ペットボトルが便利)
野菜 ※各1~5個程度
・地面の上にできる野菜(ナス、キュウリなど)
・地面の下にできる野菜(ニンジン、イモなど)
海の幸
・尾頭付きの魚、昆布、スルメなど
果実
・リンゴ、みかん、イチゴ、ぶどうなど
神酒の盃
・紙コップでも可
・地鎮祭の最後に参加者全員で神酒を飲むため、数が必要
榊(さかき)
・花屋で大きめの榊を5本程度
半紙1帖(20枚)
・しめ縄につける紙垂や、手水を拭くために必要
服装は、正式には正装だが
個人で行う場合はカジュアルな服装で行うことも増えているようだ。
とにかく言われるがまま参加したので
今振り返ると、あまり記憶はない(^_^;)
淡々と終わった気がする。
後は神主さんに謝礼(玉串料、お車代など一般的には2,3万円)を渡す。
お供えもお分けした。
それから、大工の棟梁に1万円ご祝儀袋に入れて渡した。
もしこの時、作業員もいたらそれぞれに5千円程度渡すようだ。
地域や建設会社によってもやり方は様々。
基本的にはハウスメーカーや、建設会社が大体準備をしてくれて
細かいことも教えてもらえるので心配はない。
さぁ、これでやっと着工出来る!!
と、安心したものの
なかなか工事が始まらない…
建設許可が下りるまでは
着工できない。
とにかく
今できることを
やっていくしかないよね。
せっかちな私
やきもきしながら着工の日を待つことに。