今回は
うちの老犬
チワワのチョコマロコ
15歳
通称チョコの一日について
ご紹介しよう。
目次
チワワのチョコ
チョコは私の家族にとって
2匹目の犬。
まずは先代のダンボーのご紹介から。
はじめて飼った犬
はじめて飼った犬は
チワワのダンボー
その犬は知り合いに頂いた。
スムースチワワで短毛のクリーム色。
私が子どものころからいて
動物があまり好きではなかった父も
可愛がっていた。
ダンボーは17歳の大往生。
患うこともなく旅立った。
それから犬を飼うことはなく
父は亡くなる前に母に、
「大変だからもう犬は飼わないほうがいいよ」
と言っていた。
世話をする母の姿を見て
可愛そうだと思ったのだろう。
これから歳も取っていくし
子ども達もいなくなったら
1人で世話をするのは大変だと
心配してくれたのだ。
出会い
父が亡くなって
心にぽっかり穴の開いた家族。
自然とまた
犬との生活を考えるようになった。
そして飼うならチワワだと
家族の意見は一致。
探し始めてすぐ
あるペットショップから連絡が。
「チョコ色のチワワの子犬が入ったよ。」
と。
早速会いに行ってみた。
色に一目ぼれ。
チョコレート色に
お顔にはマロの眉毛模様。
とても美人だった。
連れて帰らずにはいられず
その場で即決。
そしてチョコマロコとして
我が家の一員になった。
出産
女の子のチョコ。
避妊手術前に
一度出産したほうがいいという話を聞き
ペットショップにお願いして
交配。
順調にお腹は大きくなり
出産前の検診では
4匹の赤ちゃんがいると。
小さな体はパンパンに膨れていた。
そんなある日、
家族が全員留守にしなければならない日があり
チョコは一人でお留守番。
そして、帰宅すると
なんと出産が終わっていた。
見ると5匹の赤ちゃんが。
あれ??
4匹って言われてたけど・・・。
エコーでは見えなかった
おチビちゃんが
もう一匹隠れていたのだ。
全部綺麗に一人で処理して
出産を終わらせたチョコ。
そのたくましさに
母の強さを感じた。
5匹の子犬たちは皆元気。
ただ、隠れていたおチビちゃんは
他の子犬の半分くらいしか体重がなかった。
駄目かもしれない・・・
と思いながら見ていると
他の兄弟に負けまいと
必死にチョコのおっぱいを探し出し
吸いつく姿が。
生きようとする意欲が
みなぎっていた。
子犬たちは
皆知り合いにもらわれていき
いつでも様子を聞ける安心できる場所で
元気に成長していった。
そして1匹。
そう、
一番小さかった子犬は
うちに残すことにした。
ロングのクリームチワワ
男の子で名前はちゃちゃまる。
成長
親子だが1年ほどしか歳は違わず
二匹とも元気に成長していった。
車中泊をしながら旅をしたり
たくさんの思い出を作りながら。
左がチョコ、右がちゃちゃまる。
病気
そんな中、歳を重ねていき
チョコは心臓が悪いことが分かり
また、咳もしていたので
朝晩の薬の服用が必要になった。
ちゃちゃまるは元々
足の関節が悪いらしく
注意するように言われていた。
10歳を過ぎると
二匹とも腎臓やら肝臓やら
悪い所が出てきて
毎月病院通いだった。
しかしそれでも元気な2匹。
チョコは私に、
ちゃちゃまるは母になついていた。
移住
そしてちゃちゃまる14歳チョコ15歳で
愛知県から伊豆高原に
移住することに。
チョコはその少し前から
体重が減り、
体調が悪いこともしばしば。
果たして長距離の引っ越しに耐えられるのか
それが心配だった。
また、白内障が進みこの頃には
ほぼ見えなくなっていた。
新しい環境を覚えることができるか
それも心配だった。
新生活
引っ越しは無事に終わり
二匹の様子はと言うと
やはり知らない環境の中
かなり戸惑っているようで
しばらくはお散歩に連れ出しても
歩かない、そんな日々が続いた。
しかし、少しずつ
ここが家なのだと分かってきて
環境にも慣れていった。
するとチョコは移住前よりも
元気になった様子で
家族もほっと一安心。
突然の死
そんな中、思いもよらないことが起きた。
ちゃちゃまるの死。
チョコよりも元気だったちゃちゃまる。
まさか・・・
そんな気持ちでやり切れなかった。
人間でいうリウマチのような病気で
関節の炎症や、
脳への影響により
痙攣が起こり、
何度もひきつけを起こした。
お医者さまにも、もう難しいと言われ
自宅で看護。
寝たきりで24時間、数十分おきに痙攣
泣き叫ぶ・・・
本人は痛みはないとお医者さんには言われたが
見ているのはとても辛かった。
そして数日。
ちゃちゃまるは旅立った。
我が子を失って
もともと親子だという認識が
彼らの中にあったのか分からないが
ちゃちゃまるは強く、
チョコは遠慮してる感じがしていた。
ちゃちゃまるが旅立ってから
なんとなく
チョコが穏やかになった。
そのころ
私たち家族も触れられないくらい
凶暴になっていたチョコ。
恐らく目が見えない不安から
とても神経質になっていたのだろう。
ちゃちゃまるともよく大げんかをして
噛まれてけがをすることもあった。
そんなちゃちゃまるがいなくなってから
チョコが丸くなった。
最近は家族に牙を向けることもなくなり
おばあちゃんといった感じ。
チョコの一日
朝6時頃目覚める。
すぐに朝ご飯。
グルメなチョコは
同じ物にはすぐに飽き
手を変え品を変え
食事には気を遣う。
食事後は
また寝たり
少し家の中を散歩したり。
目が見えなくても
色んな所にぶつかりながら
おトイレにも行くし
必ず向かうのは
お気に入りの場所。
お店とお家の境目。
ここに来ると
おやつがもらえることを
良く知っている。
気が済むとまた
自分の寝床へ
後はほとんど眠っている。
そして夜ご飯。
用意して置いておくと
いつの間にか布団から出てきて
食べてある。
そして夜は静かにずっと
眠っている。
最近は体重も減ってきて
食事も食べたり食べなかったり。
時々下痢をしたり。
食事に飽きた時には
こんな物も利用している。
犬用のふりかけ。
これを普段のドッグフードに
ふりふりしてあげるだけで
不思議と食べる。
病院の先生にも
いつどうなるかは分からない
と言われている。
毎朝、チョコの様子を確認するのが
日課になっている。
呼吸を確認して
安心する。
足腰も弱って
ふらつきながらも
しっかりと歩く姿。
そんな姿を見ると
5匹の赤ちゃんを自分の力だけで
しっかり育て上げた
チョコの強さは本物だったと
感じずにはいられない。
そんなチョコの一日のルーティンを
動画でご紹介。
#194 老犬チョコちゃんの1日【ルーティン】【チワワ】【老犬】
おわりに
毎日同じルーティンを繰り返す
老犬チョコ。
穏やかな日々が
一日も長く続くことを祈るばかりだ。
出会いがあれば
別れもある。
かけがえのない家族は
癒しをもたらしてくれるだけではなく
たくさんのことを教えてくれる。
今はさらに家族も増え
賑やかな我が家。
小さくても
大きな存在。
これからも大切にしていきたい。
老犬チョコの生き様。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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