新型コロナウイルスの感染拡大で
休館や予約キャンセルが相次ぐ全国のホテル・旅館などの
宿泊施設を支援することを狙いとし、
伊東市吉田に静岡営業所を構える
「咲弥」の取り組みをご紹介。
目次
ひとときパス
宿泊施設のキャッシュフロー(資金の流れ)を改善し、
支援していくサービスで
購入後に宿泊日を決められる先払いチケットサービス
「ひとときパス」
の販売が開始された。
新型コロナウイルス感染症の影響により
各観光施設への旅行自粛要請が出ています。
新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた際に使える
前売り制の宿泊チケットを特別割引にて販売しております。
ひとときパスホームページより
今回、伊豆新聞
令和2年4月27日日刊の
記事を参考にご紹介していこう。
仕組み
ひとときパスに参加したい施設は
メールで申し込みを行い
審査を通過後掲載される。
手数料や掲載料はなく
売上金は決済手数料3・6%のみを引いて
翌月末に振り込まれる。
利用者はオンライン決済でチケットを購入。
加盟施設に直接予約し、チケット利用を伝える。
利用開始は、7月1日以降。
加盟数
4月27日現在は10施設程度で、
そのうちの3施設が伊豆地区。
今夏までには全国で300施設、
新型コロナウイルスが終息するまでには
700施設を目指しているという。
「咲弥」
この会社は、2019年12月に設立。
本社は東京にある。
経理や財務のバックオフィス、
サービス開発のサポートを
ソーシャルメディアの企画・開発などを行う
ガイアックスに委託している。
”新しい旅行のかたちで、最高のひとときを”
というのフレーズをもとに
観光施設とお客様の距離が近づくサービスを
提供されている。
咲弥のホームページはこちら↓
私の暮らす伊東市に営業所を開いたのは
社長と伊東市の縁が深い為だという。
社長の言葉
「咲弥」の大戸吹貫社長は
伊豆は昔ながらの日本の良さが残る場所であり、
疲弊していくのを見るのはつらい。
ひとときパスが普及することで
日本全体を応援していきたい。
と話す。
伊東市民として
とても嬉しいこと。
伊豆の良さを知っているからこその
取り組みなんだなと
改めて伊豆に移住して良かったと思う。
詳細
「ひとときパス」で検索すると
細かい利用の仕方や加盟店の情報を
見ることが出来る。
宿泊料金もかなりお得になっている施設もあるので
落ち着いたら旅行したいな・・・
気分を変えたいな・・・
なんて思っている方
1度覗いてみるといい情報が手に入るかも。
↓こちらからご覧いただけます
おわりに
私の住む伊東市は
観光業が盛んで、
飲食店・宿泊施設・お土産屋さんなどの数も多い。
今回コロナウイルスの影響で
街は静まり返り
シャッターを下ろしている様子を見ると
あり得ない日常に
とても違和感と寂しさを感じる。
私自身、自分のお店を休業している今
本当にこの先どうなっていくのか
見えない不安に心が折れそうになる。
しかしそんな中
こういう活動がされているということは
本当に暗闇の中に光が差したような気持になる。
下を向いていても何も始まらない。
少しでも何かできることをする。
そうすることで必ず糸口は見えてくる
そんな気がする。
私も旅行が大好きで
旅行会社や宿泊施設を多く利用してきた。
そしてたくさんの喜びを、
満足感を感じさせてもらった。
今、本当に大変な状況に追い込まれている
この旅行業界にも、日ごろの感謝の気持ちを込めて
こういう取り組みに目を向けることが
恩返しになるのかなと思う。
少しでもこの輪が広がりますように・・・
そして
一日も早く穏やかな日常に戻りますように・・・
願いを込めて。
今回の記事は
伊豆新聞令和2年4月27日日刊参照。
最後までお読みいただきありがとうございました。