珈琲屋美豆 GalleryBizu

伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ言の葉ブログ。

「わたしの部屋」お家時間の過ごしかた。当たり前というかけがえのない時間。

今週のお題

「わたしの部屋」私の部屋

 

「わたしの部屋」

 

というお題を聞いて

自分の部屋について考えてみた。

 

昔からそうだが

「わたしの部屋」

という感覚がほとんどない。

 

というのも・・・。

 

わたしの部屋

以前暮らしていた愛知県の家。

そして2018年に移住した

伊豆高原の家。

 

どちらにももちろんわたしの部屋はある。

しかし、「わたしの部屋」

という感覚は薄い。

 

とにかく家族が仲が良く

いつも一緒にいるという感じ。

それが当たり前

それが今も昔も変わらない

うちの日常。

 

愛知県の部屋

愛知県に住んでいた頃の家の

「わたしの部屋」

一番日当たりがよく、ベランダがあった。

 

その為、布団を干したり

大きな洗濯物を干したり

それがお天気のいい日の

いつもの光景だった。

 

また収納もたくさんあり

家族の荷物も入る共有スペースとなっていた。

 

常に部屋はオープンで

あまりプライベート感はない。

 

何より、家にいるほとんどの時間を

リビングで過ごす家族。

 

部屋に戻るのは寝る時だけ。

 

小さな時から早寝早起きだった私は

ベットに入ったらすぐに眠る。

朝目が覚めたらすぐに起きる。

 

そんなタイプなので

部屋にいる時間は

本当に眠っている間だけ。

 

休みの日も

自分の部屋で何かをするということは全くない。

勉強もリビングでやっていた。

 

だから、あまり

「わたしの部屋」

という感覚がないのだ。

 

伊豆高原の部屋

2018年からは

伊豆高原に店舗併用住宅を建て

暮らしている。

 

そのお家は本当に小さくて

必要最低限のコンパクトなもの。

 

リビングに隣接した母の部屋と

わたしの部屋。

 

それは間仕切り扉で仕切る一つの大きな一つの部屋。

 

そしてその扉は

引っ越し以来閉じられることはない。

 

 

つまり24時間フルオープン。

 

愛知県の家の時と同様

クローゼットは皆の共有使用。

 

わたしの部屋を利用するのは

眠る時だけ。

 

そして常にオープンなので

リビングにいる人も

母の部屋にいる人も

みんな一緒にいるような感じ。

 

こういう部屋にした理由は

以前にも書いたが

高齢の母の為。

 

まず、夜中

いつでも寝息を感じられる状態。

もしも何かあった時

すぐに気付けるように。

 

そして昼間

もしも寝たきりになった時

個室だと一人でずっと寝ていなければいけない。

でも、オープンになれば

みんなの声を聞いたり

様子を感じることが出来る。

 

それだけでも気分は違うと思う。

 

いずれは私が一人になった時

自由に部屋の構成を変えれるように

移動式の棚で、母の部屋とわたしの部屋を

区切ってある。

 

詳しくはこちらで↓

www.bizucafe.com

 

その為、

普段はそれぞれ好きなテレビを見たりできるし

電気の光などは全く気にならないので

それぞれのプライベート空間は

ある程度確保できている。

 

ウトウトしていると

面白いテレビやってる!!

と声が飛んでくることも(;^_^A

 

眠い目をこすりながら

「ほんとだね」

と、そんなやり取りが

日常のちょっとした幸せなのかなと感じる。

 

おわりに

「わたしの部屋」

理想や憧れはある。

 

こんな部屋に暮らしたいな・・・

自分だけのこだわりを詰め込みたいな・・・

 

しかし、現在までは理想より

現実を重視したものになっている。

 

今はそれでいいかな。

 

ある意味

全体が「わたしの部屋」。

 

いつかまた

環境が変わったら

その時は自分だけの

「わたしの部屋」

で、のんびりと時を過ごす。

 

そんな日が来るのかなと

思いを巡らせながら

今日も揃ってリビングで過ごす。

それが当たり前だけど

かけがえのない日常。


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最後までお読みいただきありがとうございます。