『嘘』
ついていい嘘、悪い嘘
皆さんはどう思いますか？
きっとそこに答えは見つからない・・・。
目次
『嘘』
嘘とは・・・
事実ではないこと
人をだますために言う言葉
偽り
正しくないこと
適切ではないこと
嘘の意味を調べてみると
やはりあまりいいイメージはない
だとしたらついていい嘘とは
どんなものなのだろう・・・
ついていい嘘
大人になると
建前を覚え
相手を傷つけない為に
その場を円滑に進める為に
必要な嘘を言わなければならないような場面もある
また、真実を言うことで
相手はさらに傷つくことになるような時は
敢えて本当のことは伏せておく
そういうこともある
時と場合によっては
嘘が正当化されることもある
人と人との関わりの中で
ついていい嘘のラインを見極めること
それはとても難しい
考えかたによって
捉え方の個人差がある為
そこにずれが生じると
トラブルの原因となり得る
責任
私の考えとしては
その発言に責任が取れるかどうか
が大きなポイントになると思う
その嘘をついた為に
相手が間違った方向へ行ってしまう
深く傷ついたり
信頼関係を壊してしまう
それに対して
最後まで責任を持てないのなら
それはついてはいけない嘘
守り
その嘘が
相手を傷つけない為の嘘
ならいいが
自分を守るための嘘
なら駄目
そうとも思う
そしてその嘘を守るために
更に嘘を積み重ねていく
どこに真実がいってしまったのか
それさえも見失うほどに
体験
以前、大きな嘘をつかれたことがある
それはその場しのぎの嘘
本人はそんなに悪気はなかったのかもしれない
そしてその嘘を
最後まで突き通してくれていたら良かったのかもしれない
その事実を知った時
どうしてその嘘をついたのか
相手の気持ちを考え
理解することも出来た
なんとか受け入れようと
そんなこと
今の関係性において
どうでもいいことじゃないかと
自分に言い聞かせながら
しかしどうしても受け入れることが出来なかった
それはなぜなのか
一つには
その嘘がなければ
選択は変わっていたかもしれないということ
初めから真実を知っていれば
この道を選ばなかった
嘘によって私は
違う道へ誘導された
それは詐欺
私はそんな風に思ってしまった
もう一つには
その嘘を守るために
その人が
嘘を重ね続けていたということ
笑顔の裏で
必死に自分を偽り
関係性を保っていた
そのことが
どうしても許せなかった
何が本当で
何が嘘なのか
どこを信じて
どこを疑えばいいのか
というか
本来信頼関係を築くうえで
疑いの気持ちを持っていては
駄目なのじゃないのか
小さなことにこだわってしまう
そんな自分が情けなくなったり
人を信じることが出来なくなってしまう
そんな自分を嫌になったり
少なくとも
その一つの嘘が
私に与えた影響は計り知れなかった
人生の道をも変えてしまうほど
だとしたら
これはやっぱり
ついてはいけない嘘
私自身
もちろん嘘をついたことはある
そして知らないうちに
誰かを気づ付けてしまったことも
あると思う
しかし
嘘をつくことで
その『嘘』という呪縛から
逃れられることはなく
ずっと背負い続けなければならない
色んな体験をする中で
ある時から
たとえついていい嘘であっても
『嘘』をつくことを極端に避けるようになった
それは相手を思ってのことであっても
それは知らなくてもいいことであっても
嘘偽りなく
きちんと伝えよう
そんな思いで相手と向き合うようになった
そして相手にもそれを求めるようになった
偽善者のようで
なんだか嫌な自分も見え隠れするが
人を信じる根底に
嘘をつかない
ということはあるような気がして
信頼関係を築くために
大切な約束
そんな位置づけを
私の中ではしている
もしどうしてもつかなければならない嘘ならば
一生背負い続け、墓場まで持っていく覚悟で
しかし私にはそんな強さはない
だから嘘はつかないように
生きたいと思う
約束
これは嘘とは少し違うかもしれないが
私自身
約束を守るということも
重きを置いている
約束を破る＝嘘をつく
という捉え方をする場合もあると思う
もちろん
守りたくても
どうしても
守れない約束もある
ただ
守れない約束は
初めからしないようにしている
自分の中で
『約束』
の位置づけとして
自分が守りたいこと
絶対に叶えたいこと
を
強く心に持ち続ける為に
約束を交わす
そしてそれに向かって
強く歩を進められるように
それはお守りのようなものとして
自分の中に存在し続ける
いつか必ず叶えるために
『約束』をする
おわりに
嘘をつく時
きっとその場を何とかしようという
優しさや思いやりが働くことがある
そして嘘をつかれた時
相手はどうしてその嘘をついたのか
落ち着いて考え
本当の心理を知ることで
そこに隠されていた思いが
見えてくることがある
嘘と本当を白黒分けるのは
難しいのかもしれない
その時の感情で
いい悪いの判断をするのは
浅はかなのかもしれない
単純に『嘘』を悪者にするわけにはいかない気がする
きっと答えは見つからない
どんな言葉を並べても
それは綺麗ごとでしかない
綺麗ごとだけで
世の中渡っていけるほど
楽な世界ではない
でも
やっぱり忘れたくない
人として純粋な心
心と心の繋がりを大切に
これからも築いていきたい
その為にまずは自分が
その心を見失わないように
真っ直ぐに生きていこう
そう思う
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最後までお読みいただきありがとうございました。
