人生にはいろんなことが起こる
ある程度想定していたものから
思いもよらないものまで
大きなものから
小さなものまで
その壁にぶつかるたびに
悩み、苦しみ、彷徨う
そして
人は成長していく
目次
達観するということ
ある時耳にした
「達観」
という言葉
その時の私には
強くそして温かく
胸に突き刺さった
人生の壁
生活の中で
壁にぶつかることは
誰にでもある
家庭内
仕事
人間関係
様々な場面において
立ちはだかる壁
それを乗り越えること
それを突き破ること
事によっては
それは
命がけで挑まなければならない
というほどのこともある
また
人によっては何でもない壁も
自分にとっては大きな壁
そんなこともある
今までも
これからも
数えきれない壁に出会う人生
どう生きていくか
言葉の壁
人と人との関わりの中で
言葉と言葉の繋がりは
避けては通れない
それは
当たり前にできることでも
実は結構難しい
言葉には言霊が宿る
生きた言葉は
温もりを備えることも
刃を備えることもある
思いを伝えたくても
捉え方、考え方の違いから
上手く届かないことも多い
そんな時
言葉の壁を感じる
お互いが
歩み寄り
寄り添わなければ
本当の意味で通じ合うことはできない
言葉って意外と難しい
言葉の壁はこれからも幾度となく
立ちはだかるのだろうと
最近よく感じる
自分という壁
一番大きな壁は
自分の中の壁なのかもしれない
私はその壁と対峙することが
よくある
自分のことなのに
自分でもよく分からず
思い通りにならない
自分の中に
いくつもの壁があることで
生きにくさを感じることも多い
しかし
その一つ一つの壁を突破した時
新しい自分と出逢える
そして
見たことのない景色を見ることができる
そんな時には
また違う壁を乗り越えてみたくなる
そうやって人は
成長していくのだろう
どうにもならない壁
先日、経営するお店で
どうすることも出来ない壁と
対峙することとなった
それは
自分ではどうすることも出来ない
取り払うことのできない壁
大きな衝撃を受け
何日も心を病み
思う度に何度も闇に突き落とされた
心が疲れきった時
ふと
もうどうでもいいや
という気持ちになった
その瞬間
心がスーッと軽くなった
そして
こんな言葉と出逢った
「達観」する
達観
達観している人
そんな言葉を耳にすることがある。
それはとても素晴らしいイメージを受ける。
そもそも
「達観」の意味とは・・・
広く大きな見通しをもっていること。
周囲に惑わされず、真理・道理を悟ること。
つまり、
精神的に確立されていて、
周りの意見に惑わされず
自分の信念をしっかりと持っている。
対義語を見てみると
更にわかりやすい
「執着」「盲目」「固執」
など。
一つのことに捉われてしまう
目先のことしか考えていない
計画性がない
自分考えで柔軟性がない
というようなイメージで
ネガティブな感じを受ける。
そこから考えると
「達観」するは
ポジティブな良い印象を受ける。
視点を変える
前述したように
壁にぶつかった時に出会った
「達観」する
という言葉
これは
私自身が
どうすることも出来ない壁にぶつかって
そのことにいつまでも執着して
あの時こうしていれば…
なんて
過去を悔んでいる自分を
客観的に見た時
ばかばかしいな
という思いに達した
どうにもならないことはどうにもならない
だとしたらそんなことに捉われて
心を病み
過ごしている時間が
何て無駄なんだろう
と思った
過ぎたことは仕方がない
起きたこともどうしようもない
だとしたら
そこに固執して
盲目になり
視野を狭めるのではなく
もっと広い視点で物事を捉えれば
そんなことはとてもちっぽけなことに
感じられる
ちょっとしたこと
視点を変えることで
物の見え方
感じ方は
大きく変わる
人生の中で
壁にぶつかることは数えきれない
特に最近は
想定外のことが
日常で起こるような
大変な世の中になっている
そんな中で
強く生きていくために
達観した人
であることは
何より生きやすいのかもしれない
最近身近で
この人は
「達観している人」だな
という人と出逢った
細かいことにこだわらず
物事の本質を見通して
広い視野で捉え
常に冷静で
自分に自信を持ち
そして広い心で周りを受け入れる
何て素敵な感覚を持っているのだろう
感情的で
物事の表面だけを見て
突発的に動いてしまう私は
その人からすると本当に無駄な動きを
しているように見えるだろう
そんな人の的確な助言は
心を動かし
自分の考え方、生き方までをも
変えようとしている
この出逢いは
きっと自分の人生において
大きな分岐点で
意味のある成長へと導いてくれるだろう
自分もいつか
「達観している人」と
いわれるような人間になれるよう
もっと自分磨きをしていこうと
強く決意した。
おわりに
冷静に物事を捉え
欲に走らず
一つのことに執着せず
広く浅く
淡々と
着実に一歩一歩
そして
人を大切に思うのと同じように
自分を大切にする
そんな生き方ができたら
きっともっと毎日が潤っていくのだろう
「達観した人」
いつかそんな風に思われ
自分の人生を謳歌する
人として自信をもって生きる
それが今の自分にとっての
人生の目標でもある。
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