珈琲屋美豆 GalleryBizu

伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ言の葉ブログ。

ストレスは悪くない。悪という思い込みを捨てて、ストレスを力に変える方法とは。おすすめの本をご紹介。

 

 

「ストレスは役に立つ」

 

 

この言葉を聞いても

にわかには信じられなかった私

 

 

「ストレスは害ではなく

 自分を守ってくれる

 ものになる」

 

 

それは私が抱いてきた

ストレスのイメージ

 

 

ストレス=悪

 

出来る限り排除しなければ

 

 

という思い込みは 

この本を読み始めてすぐ

 

 

180度変わってしまった

 

 

そして

昨日とは違う自分との出逢い

 

 

心が疲れている人

なんだかモヤモヤしている人

ストレスに押しつぶされそうになってる人

 

 

この本を読んで

私が感じた感覚を

是非味わってほしい

 

 

目次

 

 

ストレスを力に変える

 

 

ストレスを力に変える

 

 

そう言われても

ストレスは体に悪い

 

 

ずっとそう思ってきた私にとって

一体どうやって?

 

 

 

というのが

正直な所だった

 

 

 

今回ご紹介する本

 

 

スタンフォード

 ストレスを力に変える

 教科書』

 

著書 ケリー・マクゴニガル

訳者 神崎朗子

発行者 佐藤靖

発行所 大和書店

    2015年11月1日 第一刷発行

確かにこの本の中でも

 

強度のストレスがある場合には

死亡リスクが43%も高まっていることがわかりました。

 

と、

1998年にアメリカで3万人の成人対象に行われた調査の結果が

書かれていた。

 

 

やはり

ストレスは健康に悪い

 

 

というのも間違いない

 

 

しかし

それは

ストレスをどう捉えるか

 

 

ということで

変わってくるようだ

 

 

 

全ては思い込み

 

 

ストレスは役に立つ

 

 

そう思うと

現実もそうなる

 

 

ここで

納得の実験がある

 

「年を取ることを

  どう考えるか」

 

という問いかけの結果

 

年齢を重ねることを

ポジティブにとらえていると、

寿命が平均で約8年も長くなります。

 

また、健康状態にも

大きな影響をもたらしています。

 

 

確かに

気持ちが若い人は

見た目も若い

 

 

また、

ボルチモア老化縦断研究」が

18歳から49歳までの成人を対象に

38年間にわたって

行った追跡調査では

 

年齢を重ねることを

もっともポジティブにとらえていた人たちは、

 

心臓発作のリスクが

80%も低かったことがわかりました。 

 

 

またある研究では、

 

年を取ることについて、

「賢さ」 や「経験・知識が豊富」

などポジティブなイメージを

持っている人たちは、

 

「役立たず」や「頑固」

などネガティブなイメージを

持っている人たちにくらべて、

心臓発作からの回復が

早かったことがわかりました。

 

 

この結果は

ポジティブな考え方そのものに

素晴らしい効果があるせいではなく

 

ポジティブに考えることで

その人の目標や選択が

変わってくるからだという。

 

 

 

ストレスについても

同じようなことが言え

 

 

ストレスを感じた時に

どんな気分になるか

どう対処するか

 

それも、ストレスに対する考え方次第で決まるという。

 

 

向き合う

 

 

抵抗をやめれば

ストレスはパワーの源になる

 

 

人は

プレッシャーがかかった時

 

「落ち着かないと」

 

と自分に言い聞かせる

 

 

相手にも

 

「落ち着いて、大丈夫だよ」

 

と声を掛ける

 

 

しかし

それは一番いい方法ではないという

 

 

 

こんな実験をした

 

スピーチを控えた数名の参加者に対し、

リラックスして心を落ち着かせるために、

「わたしは落ち着いている」と

心のなかで言うように指示しました。

 

いっぽう、他の数名の参加者に対しては、

不安な気持ちを受け入れ、

「わたしはワクワクしている」と

こころの中で言うように指示しました。

 

 

この結果は

どちらの方法でも不安は消えなかった。

 

 

不安は消えなかったが

「わたしはワクワクしている」

と言い聞かせた人は

プレゼンをうまくやれるという

自信が湧いてきたという。

 

 

そして

実際にプレゼンの評価も高くなったのだ。

 

 

私もそうだが

プレッシャーがかかった時は

リラックスするのが一番

 

 

そう思っていた

 

 

しかし本当は逆だったのだ

 

 

不安を受け入れることで

困難にうまく対処できるようになり

勇気を生み出す反応が生まれるという

 

 

ストレスは

害になるという情報に翻弄されることで

それを除外しなければという意識が働くが

 

本当は受け入れることで

パワーに変えることが出来るのだ

 

 

誰にでもあるストレス

 

 

ストレスは

誰もが必ず経験するもの

 

 

痛みや病気

失望、挫折、怒り、喪失

状況は違っても

誰もが経験せずには生きていけないもの

 

 

そう

人はみな辛い経験をしている

 

 

でも

自分が辛い時には

どうしても他人の幸せが大きく見える

 

 

なぜ自分だけこんなに苦しんでいるのか・・・

 

 

ストレスの中で孤独感を味わう人は

うつ状態になりやすく

全てを否定的にとらえたり

強いストレスを避けようとする

 

 

一方で

 

誰にでも辛いことはある

 

 

そう思っている人は

幸せを感じやすく

人生の満足度も高いという

 

 

 

大切なのは

「人間ならば誰でも

 失敗や挫折を経験するもの」

 

という考えをもつこと

 

 

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考え方を変える

 

 

この本を読むと

次のことが

そういうことか!と、納得できる

 

 ストレスは健康問題のリスクを高めますが

周りの人の手助けをしたり、

仲間やコミュニティのために定期的に

ボランティア活動を

行ったりしている場合には、

そのようなリスクは見られません。

 

 ストレスは死亡リスクを高めますが、

苦しみの中にも

良い面を見出している場合は、

そのようなリスクは見られません。

 

 ストレスは無力感をもたらしますが、

自分には対処する力があると

思っている場合は、

そのような影響は見られません。

 

 ストレスは心や体を衰弱させますが、

ストレスのせいでかえって力が湧き、

やるべきことを実行できる場合もあります。

 

 ストレスは人びとを利己的にしますが、

ストレスのせいでかえって利他的になれる

場合もあります。

 

 

様々な研究結果や事例などから

とても分かりやすく

そして心にすっと入ってくる

 

ここには書ききれないほどの

それでも是非知って欲しい

そんな情報が

この本にはたくさん詰まっているのだ

 

 

おわりに

 

 

私自身

心を病んだ経験もあり

どちらかというと

ネガティブで、悲観的に物事を考えていた

 

 

どうしよもない不安感に襲われたり

何とも言えない心のモヤモヤを

どうすることも出来なかった

 

 

しかし

この本と出逢い

私は変わった

 

 

そう実感している

 

 

ストレスを避けるのではなく

受け入れる

 

力に変える

 

そうすることで

こんなにも生きやすく

こんなにも毎日が楽しい

 

 

考え方を変えるだけで

全てのことが上手く回りだした

 

 

人間関係

仕事

日常生活

 

 

昨日までと何も変わらないのに

心の持ちようでこんなにも世界は変わるのだと

 

 

頭では分かっていても

なかなか人は変われない

 

 

だからこそ

 

 

様々なことに興味を持つ

いろいろな人の体験を聞く

 

 

そうすることで

全てとは言わなくても

何か一つでも自分に合う方法が見つかる

チャンスを掴むことができる

 

 

もっと早く出逢いたかった

 

 

そんな本

 

是非読んで欲しい一冊

 

あなたの生活もきっと変わると信じて・・・。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。