現在の私
伊豆高原で珈琲屋美豆という
喫茶店を経営する傍ら
Gallery Bizuで筆文字作家びずとして
作品を作り販売している
そんな中
ありがたいことに
私の作品を見て
こんな作品を作って欲しいと
オーダーを頂く機会が増えてきた。
それはとても光栄なことで
また
とてもプレシャーでもある。
そして
数をこなすごとに増えていく
「宝物」
その宝物について
今回はお話しよう。
目次
宝物
人にはそれぞれ宝物があるだろう
それは
形あるものから
目には見えないものまで
それぞれの価値観によって
位置づけられるもので
それを否定することは
誰にもできない
そんな「宝物」
最近自分が感じる宝物
それは形のない
お金では買えない
自分だけに価値のある物
作品作り
以前から私のことをご存じの方は
私の作品を目にして頂いたこともあると思う
私が作品作りを始めたのは
数年前。
愛知県で喫茶店をやっていた頃に
本格的に作り始めて
店頭に展示して販売した。
まさか買ってもらえるなんて・・・
初めはそれくらい自信もなく
とても情けない話だが
そういうお客様の反応が
少しずつ続けていく意欲にも繋がっていった
もっと広く知って頂くために
minneのサイトでもネット販売をはじめ
少しずつ反響も出てきた
好きから始まった制作
主に流木を使った小物や絵画
陶土のアクセサリーなど
こちらは陶土のブローチ↓
その為
当初は「陶木作家」と名乗り
活動していた
最近になって
ツイッターで毎日投稿している言葉を
カードにし、販売を始めた
とても反響があり
たくさん巣立っていった言葉たち
感謝の気持ちと共に
やりがいを感じ
もっと自分自身のスキルをあげながら
様々な作風にも挑戦したいと
意欲もわいてきた
それに伴い
自分が続けていきたいこと
もっと深めていきたいことが
「言葉」を紡ぐこと
だということを強く思うようになり
「陶木作家」改め「筆文字作家」
と名乗るようになった。
もちろん
今まで同様、流木作品や
大きな絵画なども制作し
幅広く作品作りには取り組んでいくつもりだが
その中で
軸となる物は
いつも強く持っていたい
今、力を入れたいことを
自分の軸とし
作家活動に邁進していきたいと思っている
オーダー
私の作る作品を
そのままお迎えして頂くことはもちろん
作品依頼を受けることも多い
内容としては
・お名前ポエム
・手術を控えた友達への応援メッセージ
・大切な人へのプレゼント
・自分への言葉
などから
既存の作品の色味を変えたものや
この作品とこの作品を組み合わせたもの
例えばこちらのカード
秋らしく紅葉を加えて欲しいと
オーダーを頂いた
そしてお描きしたのがこちら↓
こんな感じに
ご依頼は多岐にわたる
ある程度ベースがあったり
イメージを明確に伝えてもらえるものは
とても取り掛かりやすく
制作もスムーズに行える
しかし
「お任せで!」
というものが
本当に悩む
それはとても光栄なことで
私の作風を気にいり
そして私の表現するものへの信頼
同じ感覚を抱いてくれてるということ
とても嬉しい
そして同時に
とても責任も感じる
人それぞれの感じ方がある
好きな色から
好きな雰囲気
思い描くイメージ
どんなデザインにしようか
色味は・・・
言葉は・・・
考え出すと
とてつもなく
深いところまで
入り込んでいく
一枚のカードを描くのに
何時間も費やすことも
一日中頭の中はそのことばかりになり
自分にとっては大きな試練
それでも
妥協はしたくない
少しでも
求められるものに近づきたい
受け取った方の心に
そっと寄り添えるような
スーッと入っていく
そんな作品に仕上げたい
その一心で
作品と向き合う
何度でも
実際に制作して
写真をご確認頂き
一瞬で気に入って頂ける時もあれば
もう少しこうして欲しいと
ご要望を頂くこともある
例えば
もっと幻想的に
もっと夏っぽく
など雰囲気だったり
イラストを
小坊主くんから女の子に変えて欲しい
色を変えて欲しい
だったり
色んなご意見を頂き
改めて描き直す
正直
時間と労力を考えると
とても大変なことだ
同じ作品を何度も描き直したこともある。
お客様は
これでもとても素敵なので
このままでもいいのですが
もし可能なら・・・と
とても申し訳なさそうに
お気持ちを伝えて頂く
そんなお気持ちに
できるだけお応えしたい
私の作品をわざわざご注文いただいている以上
納得のいくものをお迎えして頂きたい
その気持ちが強く
それは自分の信念として
持ち続けていきたいことでもある
利益を考えれば
出来ないこと
ただ
それ以上に得るものが多いのだ
それが私の宝物にも繋がる物で
それが一体何なのか
それは・・・
縁
作品を通じて
新たな出逢いが生まれる
私の作品が繋いだご縁
それは
本当に素敵なことで
ありがたいこと
目にした方が
何かを感じ
ほっこりしてもらえる
それだけで
繋がったような気持ちになれる
たくさんのお言葉を頂き
作品から感じる想いを伝えてくださる
それはとても嬉しく
励みになること
そんな一つ一つのご縁が生まれる
それが本当に嬉しく
そして
お迎えして頂き
私の作品に直に触れ
共感してもらえる
いつもそばに置いてもらえる
こんなに幸せなことはない
そんなご縁が生まれる
ご縁は
私にとって
大切な「宝物」
スキル
作品作りにおいては
基本的に
自分の思いのままに
表現したいものを形にしている
なので
作品は似たようなものになる傾向がある
それはそれで
私の表現したいものであり
私の味なので
全く問題とは思っていない
ただ
今のまま同じことをしていては
やはりマンネリ化して
行き詰ることもある
その中で
作品のご依頼を頂くということは
自分の知らない世界へ足を踏み入れる
きっかけともなる
普段は使わない色を使ったり
自分には想像もできなかった発想
表現に気付いたり
ただ好きなようにやっているだけでは
きっと見つけられなかった
自分の可能性
それを見出してくれる
もちろん苦手なことも再確認したり
自分の能力を改めて確認するためにも
大きな意味を持つ
それは今後の作品作りに
大きく影響し
自分のスキルアップにつながる
それって
本当にありがたいことで
そこで得たたくさんのこと
スキルは
自分にとっての大切な「宝物」となる
達成感
好きなことを
好きなようにやる
それはとても幸せで
満足感も感じられる
一方
苦手なことに挑戦したり
新しいことを身につける努力をする
それは
とても大変なことで
道のりは辛い
しかし
成し遂げた時の達成感は
格別なものになる
たとえうまくいかなくても
困難なことに挑んだという
その姿勢
それは自分にとって
とても誇らしいことで
人生に大きな意味を持つ
そんな経験をすることは
日常では味わえない
大きな達成感にもつながる
それは
自信
満足感
高揚感
挫折感
疲労感
などなど
感じることは
それぞれでも
感覚を刺激するという点では
大きな役割を果たす
何故なら
心を動かすということは
生きること
たくさん心が動いただけ
人生は彩る
私はそう考えているから
なので
その一つ一つの心の動きは
小さな「宝物」
として増えていくことで
自分自身の魅力に繋がると
思い、大切にしたいのだ。
達成感は
私の「宝物」となる。
求められること
人は一人では生きていない
支え支えられ生きている
自分は孤独だと感じる人でも
服を着て、食事をとり
生活しているということは
何かしら誰かの支えの元
生かされているということ
生産者がいて
消費者がいる
自然の中でも
命を頂き
生かされている
作品をお迎え頂くということも
双方の想いが存在し、一致したことで
成り立つもの
求めて頂けるから
価値が生まれる
たった一人でも
自分に価値を与えてくれる人がいるということは
本当に感謝すべき素晴らしいこと
求められるということは
私にとって
大切な「宝物」と言ってもいい
おわりに
人それぞれ
考え方は異なる
生きる環境も違えば
共感できないこともある
それでも誰にでもきっと
あると思う
自分にとっての「宝物」
日頃は気にしていなくても
改めて自分の周りに目を向けてみると
たくさんの「宝物」に囲まれて
生きているということに気付く
そんな気付きは
人生に潤いを与えてくれる
だからこれからも
大切にしていきたい
それぞれの「宝物」
そして
自分の軸をしっかりと保ち
大好きな作品を作り続けていきたい
その想いが
これからも温かい繋がりとなって
広がっていきますように・・・
初心忘れず
驕れることなく
信じた道を
真っ直ぐに
今回のカードをはじめ、
びずの作品をminneのサイト
Gallery Bizuの実店舗にて販売しております。
直接のお取引も可能です。
オーダーも承っております。
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最後までお読みいただきありがとうございました。