『桃色の月あかり』
静かな夜の海には
優しく温かい光を放つ
三日月が
水面を桃色に染め
静けさの中に
愛を感じる心地よさ
目次
『桃色の月あかり』
海が苦手な私
それでも海を描くのは好き。
遠くに感じる波音や
潮の香りを想像しながら
ゆったりとした気持ちで描く。
その時間が好きだ。
月にはいろんな呼び方がある。
その中で興味をひかれた
月ごとの満月の呼び方を
ご紹介。
スーパームーン
楕円軌道を描きながら地球の周りをまわる月が
地球に最も接近した状態の満月。
約1年に１回見られる。
次回は２０２０年４月７～８日頃。
月ごとの満月の名前
月によって呼び方が変わる。
アメリカの先住民が季節ごとの満月につけていた名前が
由来と言われている。
1月・ウルフムーン
（おおかみ月）
この時期は食糧が不足する。
飢えを紛らわせるように遠吠えする
オオカミにちなんで付けられた。
２月・スノームーン
（雪月）
寒さが一層厳しきなる季節。
雪が多く積もる中見る満月。
３月・ワームムーン
（芋虫月）
気温が上がり始めると、虫（ワーム）が
土の中から出てくる。
そんな春の訪れにちなんで。
４月・ピンクムーン
（桃色月）
野の花が咲き始める頃。
ピンクムーンを見ると
恋愛運が上がる、幸せになれる
という言い伝えもある。
何ともロマンティック。
５月・フラワームーン
（花月）
たくさんの花が咲く季節。
６月・ストロベリームーン
（いちご月）
イチゴの収穫時期６月の満月。
ピンクムーンと同じく
恋愛運が上がると言われている。
７月・バックムーン
（男鹿月）
この時期になると
雄鹿の角が生え変わることからきている。
８月・スタージョーンムーン
（チョウザメ月）
この時期になると、北米では部族が
チョウザメの漁をしていたことからなづけられた。
９月・ハーヴェストムーン
（収穫月）
作物を収穫する時期。
この時期は、月が出るのが早く
収穫するときに月明かりが助けになったという。
１０月・ハンターズムーン
（狩猟月）
狩猟に最適な時期。
この時期は月明かりが強く
照らしてくれる時間が長い為
暗闇でも狩猟が出来た。
１１月・ビーバームーン
（ビーバー月）
ビーバーが冬を越すために巣を作り始める季節。
もしくは、北米の部族がビーバーを捕獲するための
罠を仕掛ける時期という説も。
１２月・コールドムーン
（寒月）
本格的な寒さが訪れるから名付けられた。
他にも
ブルームーン
その名前から青い月を想像するが
１か月に満月が２度現れることを指す。
それはとても珍しいこと。
約２年半に１度の割合で目にすることができるレアな月。
ブルームーンが次に現れるのは、
２０２０年１０月２日と３１日。
マイクロムーン
地球から見た月の円が最小に見える。
ブラッドムーン
皆既月食によって赤銅（しゃくどう）色と呼ばれる
赤黒い色に見える満月。
皆既月食中は太陽・地球・月が
一直線に並ぶ。
地球によって太陽光がほぼ遮られ
影の中に月が入る。
この時地球を包む大気がレンズの働きをし
屈折した太陽光がわずかに入り込み
この光がある為真っ暗には見えない。
太陽光の光は波長の長い順に
赤・橙色・黄色・緑・青・藍・紫に分けられる。
この中で、一番波長の最も長い赤い光は月面まで届きやすい。
この赤い光に照らされ、赤胴色に見える。
おわりに
『月』
とひとことに言っても
様々な呼び名を持ち
そこには色々な意味が含まれている。
昔から人々は月を見上げ
想いを馳せていたのだと思うと
とても趣深い。
月日が流れても
同じように
人は月を見上げているのだなと
時代は変わっても
同じように存在する
普遍的な美しさに
今夜も酔いしれそうだ。
月が見えない夜には
こんなライトで夜を過ごすのも
素敵！！
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最後までお読みいただきありがとうございました。
