2018年5月末
待望の見積もりが出た。
心待ちというよりは
現実を知ることへの不安のほうが大きかったが。
目次
・見積もりが出た
2月から打ち合わせが始まり
どのような建物を
どんな材質で
どのあたりに建てるのか
そんな打ち合わせを重ね
やっと出た見積もり。
大まかなことは打ち合わせで決めていたが
細かいところまではもちろんやりきれず。
今回の見積もりでは
一般的な内容で材料、設備は組み込んであった。
土地の造成と建物。
初めの見積もりは高く出るだろうな・・・
とは予想していた。
*金額を見て絶句
想定外の金額。
自分が、これくらいかな~なんて
勝手に思っていた金額より
2千万近く高かった。
愛知県で土地を買い、
お店を建てた時の金額をもとに
想定していた私。
今回は住居もあるので
高くなることは分かっていた。
しかし、
お店は愛知県のお店の半分の大きさ。
厨房機器なども小さ目。
それにまだ外構の値段は含まれていない。
一体どうなるのか。
これではとても無理!!
そこから削っていく作業が始まる。
*半島に住む宿命なのか
高くなる一つの理由が材料の値段。
運搬コストがかかる為その分上乗せになる。
何故かというと、ここは半島。
通常は運搬の際、
運んだ帰りに違う荷物を積んで戻ってくる。
往復運搬する。
しかしここの場合、
持ってくるだけで帰りに積んで帰る物がない。
つまり、一方通行のような感じ。
その為、どうしてもコストがかかる。
ということだった。
確かにこの辺り、
物価が高いなと感じていた。
スーパーもそうだが、ガソリンも。
この時は、
毎週のように愛知との往復600キロ。
これが大変だった。
でもどうしよもないよね。
*コスト削減のためにやったこと。
・住宅の材料・設備は、既製品・同じメーカーでそろえる。
・瓦屋根より、ガルバリウムのほうがトータルして100万ほどコストダウンできる。
・店舗の表部分だけ板張りにして、周りはサイディングにする。
・材質など耐久性を考えた上で下げれるところは下げていく。
この時点では大きくこの辺りを検討した。
*見積もりが出るまで4か月。
この日、見積もりの資料を確認していくのに5時間。
驚くほど時間がかかった。
早く早くとせかした見積もり
出るのに4か月。
どうして見積もりが出るまでにこんなにかかったのかなと思っていたが
これだけの資料を用意するのだから納得。
素人考えで行くと
『大体これくらいですね』
って簡単に概算ぐらい出せるんじゃないのかな
と思っていたが、逆にそれでは怖かったな。
ここまで細かく丁寧に出してくれたことで
安心材料は増えた。
・移住へ1歩前進
ここから本当の意味で
やっとスタートラインに立った感じがした。
後はどこまでコストダウンできるかだ。
思い切って移住へ踏み切った私に
重くのしかかった現実・・・。
世の中そんなに甘くないな
そう感じた1日だった。
しかし、現実に目を背けず
前に進んだから
今この伊豆高原での生活を手に入れた。
ここまでの道のりはこれから少しずつ綴っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。