『青の静』
聴こえてくる
波の音
そっと感じる
風の声
優しく漂う
潮のかをり
瞳に映る
星の煌めき
全身で感じる
温かい感覚は
あの時のあなたの手のぬくもりを
思い出す
きっとどこかで
同じ空を見ている
あの時と同じように
今は隣にいられなくても
さみしくなんてないよ
いつでも感じているから
共に過ごしたあの日の景色を
目次
『青の静』
海
海が好き
泳ぐのは苦手だし
怖い記憶のある海だから
入りたいとは思えないけど
それでもやっぱり
海が好き
様々に変化する
青
その色を見ているだけで
心が落ち着く
晴れの日には
キラキラと
そして透き通るような
鮮やかな青
雨の日は
静かに
色を落とした
深い青
様々に表情を変える
そんな海は
まるで人の心のように
思える
穏やかな時も
荒れる時も
それでも
そこに海はある
空
空が好き
どこまでも続く空を見上げると
自分のちっぽけさが
可愛らしくさえ思える
この空の先には
たくさんの人たちがいる
そう思うと
孤独感から
抜け出せる
空も色を変える
同じ空でも
同じじゃない
日々変化する
微妙な表情が
時の流れと
心の動きを
感じさせる
心が落ちた時は
必ず空を見上げる
深呼吸をする
スーッと体が軽くなる
そして頭と心をリセットする
みんな空の下
精いっぱい生きているんだ
だから
大丈夫
ひとりじゃない
そんなことを思いながら
見上げる空が好き
制作風景
今回もいつもと同じ
空と海と月
お店が休業中に
大きな作品をいくつか
手掛けておきたいと
時間があいたら絵と向き合うようにしていた
ただ
いつでも描けるという訳ではない
どれだけ描こうとしても
全く描けない時も多い
かと思うと
面白いように筆が動くこともある
今回の作品は
比較的スムーズに描き上げることが出来た
そして組み合わせた流木
たくさんある中から
これ!!
と選んだものは
1回でしっくりきた。
そんなことは本当に珍しい。
先日の
『あかり』
の時は
1時間近く悩んで
やっと納得いく組み合わせを
見つけた
ある意味今回の作品『青と静』は
本当に手のかからなかった優等生
そんな感じがしする
ひとつひとつの作品が
自分にとっては子どものようで
それぞれ性格が違い
だからこそ
愛おしい
おわりに
大好きなものを
描いている時は
本当に幸せを感じる
そんな時間を持てること
それって
本当に感謝すべきこと
やりたいことを
どれだけ望んでも
出来ないこともある
日々の生活の中で
生きることに必死で
なかなか余裕が持てない
それが現実でもある
だけど
そんな日常の中でも
好きなものに触れる
そんな時間は大切にしていきたい
それは特別なことじゃなくていい
好きなこと
楽しいと思えること
心が落ち着くこと
日常の中で
少しでも取り入れることが出来たら
きっと
もっと
笑顔の時間が増えるよね
そんな毎日を
過ごせますように・・・
みんなの日常が
笑顔で溢れますように・・・
今回の作品をはじめ、毎日Twitterで投稿している
ポストカードなど、びずの作品を
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