『碧の静』
静かな碧の世界
空の碧は広く深く
どこまでも続く
誰の上にも存在し
いつもあの人と繋げてくれる
静かな碧の空
海の碧は広く深く
どこまでも続く
波と共に
どこまでも続く
この地平線の向こうには
あの人がいる
月の碧は広く深く
どこまでも続く
輝きを放つ
あの人の上にも
いつも優しい温もりと共に
光を届ける
碧で繋がった世界は一つ
あなたと繋がる世界は一つ
目次
『碧の静』
広い世界の中
空は繋がり
海は繋がり
月は変わらず見守り続ける
空
空を見上げるといつも思う
きっと今も誰かがこの空を見上げているのかな
と
行き詰った時
空を見上げる
なんだかスーッとする
海
海は怖いイメージがある私も
遠くから眺める海は好き
この先に何があるのかな
何て考えながら
眺めている時間が好き
海と言えば
入るより
流木集め
私の作品には欠かせない
流木
時々海岸へ出かけては
もくもくと集める
時間を忘れて
ひたすらに
すごくワクワクする
これがどんな作品に変わるのか
想像しながら
探し出す
なかなか気に入るものに出逢うことは少ない
だからこそ出逢った時の喜びはひとしお
私にとっては
宝物探し
最近はなかなか出かけられていないので
そろそろ海が恋しい
伊豆高原も海に近いが
近くの海岸は崖で下まで降りるのは難しい
その為少し南へ車を走らせる
近いうちにまた
宝探しへ出かけようと思う
月
やっぱりいつも月
夜空を見上げると
つい探してしまう月
見つけると
なんだかほっこりする
月からもらえるエネルギーは
本当にすごい
形も大きさも変わる月
すごく不思議な月
何とも言えない趣がある
制作風景
今回は
シンプルな作品を作ろうと思った
大好きなターコイズブルーをベースに
後は月だけ
そんな絵を描きたかった
下地を描いている時
自分の思った色合いが表現できると
興奮する
いい色が出た
全体に一体感を持たせるために
月もそこまでアピールせず
ひっそりと
さあ、できた!
でもなんだか少し寂しい・・・
何かを描き加えたい衝動にかわれながら
そこは我慢して
その代わり
存在感のある流木を添えることに
なんだろう・・・
これは
主役が流木!!
出来上がった作品を見て
そう思った
この流木の存在感に
色を添えるように
静かに寄り添う絵
そんな感じがした
そして
ふと
向きを変えてみた
これは
面白い!
どちらを上にしても
しっくりくる
向きによって表情を変えるこの絵は
どれだけの世界を楽しめるんだろう
意図したわけではないが
偶然の産物とはこういうことを言うのか
なかなか面白い作品ができた
おわりに
いつもどんな作品を描くか
なんとなくイメージしながら
後は描きながら構成していく
最近はほとんど
月の絵
やっぱり
月が好き
やっぱり
碧が好き
好きなものに触れている時間は
最高に幸せ
これからもこの気持ちを大切に
作品と向き合っていきたい。
今回のものをはじめ、
びずの作品をminneのサイト
Gallery Bizuの実店舗にて販売しております。
オーダーも承っておりますので
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