『あかり』
夜の街は
静まり返り
ゆっくりと時を刻む
真っ暗な夜は
なんだかとてもさみしくなる
でも顔をあげてみてごらん
暗闇の中にも
たくさんのあかりが
優しく教えてくれる
ひとりじゃないよ
と
優しく導いてくれる
一緒に歩こう
と
そんなたくさんの優しさに包まれて
今日も温もりと共に
眠りにつく
そしてまた
明るい朝を迎える
繋がる光は絆となり
どこまでも消えることなく
照らし続ける
目次
『あかり』
夕暮れから夜になると
なんだか心が寂しくなる
そんな気持ちになったこと
誰でもあるのかな
一日の時の流れの中で感じる
心の動きは
大切にしたい
感情でもある。
心
人の心って
本当に忙しいなって思う
少しのことで
揺り動く
さっきまで笑っていたと思ったら
急に泣き出したり
上手に感情をコントロールできる人もいるが
自分にはそれができない
だから
本当に疲れる
変わりたいと思ったこともある
でも今はそんな自分も嫌いじゃない
だから受け入れて、共に生きようと
最近は思えるようになった
人として
感情を持ち
それを素直に出せること
それって素敵なことだよね!
生きにくさを感じても
大切にしていきたい
色んな感情を隠さない生き方を
していきたい
制作風景
今回、この絵を描こうと思ったのは
一つのきっかけから。
二年ほど前に
作品を購入してもらった心友に
ふと言われた言葉
「最近作風変わったよね」
その言葉にドキッとした。
確かにそうかもしれない。
そして振り返ってみた
今までの作品のアルバムを。
まだ駆け出しのころで
未熟さと初々しさの残るそれらの作品。
今見ると恥ずかしい気持ちになるが
その作品を愛し、大切にしてくれてる人がいる。
それはとても嬉しく、そして誇らしいこと。
もう一度初心にかえろう
そう思った。
そしてすぐにキャンパスに向かった。
一心不乱に描いた。
イメージは
夜・月・街
描きながら
ふと「あかり」を灯したくなった
これは昔の作品とは少し違う。
それは心境の変化なのかな。
昔と今が融合した
いい所を残しながら
新しい色を加えていく。
それが成長なのかもしれない。
これからもそんなことを意識しながら
向かい合っていきたい。
今までの自分と
そしてこれからの自分と
いつもの夏パパさん。
この作品を見て
このツイート。
さすがの言葉に脱帽。
ひとつの明かりは
— 夏パパ (@tamaki723) 2020年5月8日
見えなかったモノを
教えてくれる
いくつもの灯りは
人と人との再会の場所を
照らし出してくれる
どんなあかりにも
共通するのは
あたたかさ
人の暖かさ
こころの温かさ
目に見えないあたたかさ
そこから生まれる絆は
どんなぬくもりを
繋げてくれるのかな pic.twitter.com/eHEbBML0WH
一つの絵から
たくさんのものを引き出してくれた
自分でも気づかなかった
その魅力を
教えてくれてありがとう。
こんな風に
アートって
見る人によって
感じ方が違う。
それは意図的なものもあれば
全く違う捉え方をされることもある。
でもそのすべてが間違いではなく
そのすべてがその作品の魅力となる。
だから思う。
アートって
つくりあげた時が完成ではなく
そこから触れた人の感情が加わって
初めて完成されるんだなと。
おわりに
今回、別の心友にこんなことも言われた。
空が明るくなったね。
夜の風景だけど
明るい空。
確かに昔の作品を振り返ると
なんとなく暗いものが多い。
それはそれでいい。
これからもきっと
こうやってどんどん変化しながら
自分らしさを出していけたらいい。
大切なことは
見失わないこと。
自分が表現したいものを
我慢しないこと。
それは生き方にも言える。
窮屈な世の中の中で
自分らしさを出すことは
難しいけれど
忘れたくない
素直に生きるということ
これからも大切にしていきたい。
今回ご紹介した作品をはじめ
一枚一枚手描きしているポストカードなど
びずの作品をminneのサイトにて販売しております。
その他にも載せきれな作品は、
実店舗「Gallery Bizu」にて展示販売しております。
また、オーダーも承っておりますので
購入方法等、詳細はコメント欄、TwitterのDMにて
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。