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伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ言の葉ブログ。

【はてなブログお題挑戦】海派?山派? 命を落としかけた忘れられない記憶。。。勝者は。。。


 

 

お題「海派? 山派?」

 

 

すごく悩む。

 

でも。心は決まってる。

 

答えは山派。その訳とは。。。

 

海は見ているのは好き!!

広くどこまでも続く壮大感。

吸い込まれそうな色合い。

 

現に、私の作品にも海の絵が多い。


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何とも言えない碧の色合い。

波が表情を変え、光が動きを与える。

あの色合いは、無限の表現を引き出す。

そんな海、とても魅力的で大好き!!

 


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なのに、なぜ山派なのか・・・

 

それは、あの忘れられない思い出

 

さかのぼること10代のころ。

 

父の実家が海まで歩いて行けるところにあり

叔父が船を持っていて

海で遊ぶことがあった。

 

とは言っても、実家は遠いので行ったのは数回。

そのためとても楽しみだった。

 

ある日、父、叔父、いとこ、弟、私の5人で海へ出た。

陸が見えないくらいのとこまで船を走らせ

父と伯父を船に残し、三人は海で泳ぐことに。

 

初めはとても気持ちよく泳いでいた。

海の中にポツンとある岩場に近づくと

思ったより波が荒い。

これは危ないと思った時

 

波にのまれた。

 

必死でもがいて水面に出たが

息ができない

 

苦しい

 

異変に気付いたいとこが泳いできて

私を捕まえた。

 

必死でしがみつく。

水面に顔が出てるのに息ができない。

 

『苦しい。息ができない。』

 

声は出るのに、息が苦しい。

 

すると、近くで泳いでいた弟も同じ状態に。

 

二人でいとこにしがみつく。

今考えると、いとこはすごい力だ私たちが沈まないように

立ち泳ぎをしてくれていたのだろう。

 

船は少し離れてしまっていたので

呼んでもなかなか来ず

後から叔父に聞くと

 

楽しそうに泳いでるな~

思っていたらしい( ̄▽ ̄;) ・・・ァハハ

 

どれくらいおぼれていたかわからないが

やっと船に上がることができた3人。

ぐったりしていたのは言うまでもない。

 

泳げるのにおぼれるわけがないと思っていた。

まさか、顔が水面に出てるのに

息ができないなんて

体験して初めて恐怖を感じた。

 

今となっては、思い出話として、顔を合わせる度に話題となり

俺は命の恩人だと

いとこが恩を着せてくる

 

事実、

 

あの時いとこがそばにいなかったら。。。

 

もしいとこに二人を支えながら泳ぐ力がなかったら。。。

 

三人の命がどうなっていたか

考えるだけでもぞっとする。

 

これが、私の忘れられない記憶。

そして、海が苦手になった理由。

 

海=怖い

 

だから見るのはいいが入るのは。。。

 

ということで、海より山。

という答えになる。

 

もちろん

山を選ぶ理由もある。

 

今、緑の中に住んでいる。

住むなら絶対緑が見えるところ。

そう決めていた。

 

 

www.bizucafe.com

 

なんだろう。。。

 

癒される。

行き詰った時。

緑を見る。

木々の揺らめき。

生き物のさえずり。

エネルギーをもらえる。

 

遠くに海が見え、木々に囲まれたこの場所。

私にとって最高の居場所。


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海も山も好き!

 

いいところを見つければ

好きになる

悪いところを見つければ

嫌いになる

 

好きなものの順位を付けるのって

難しいな。。。

 

そんなことを改めて感じたテーマだった。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。